アメリカ大統領選挙を控え、意図的に誤った情報を拡散するいわゆる「フェイクニュース」対策が課題となる中、ソーシャルメディア大手の「フェイスブック」は本物と見分けの付かない精巧な偽の映像、いわゆる「ディープフェイク」動画を独自の基準に基づいて削除する方針を発表しました。 この方針は「フェイスブック」の幹部が6日、発表しました。 新たな方針では、もとの動画で話していないことを話しているように改変したり、複数の動画を合成してまるで本物の動画のように見せかけたりして、意図的に誤った情報を広めようとする「ディープフェイク」動画の削除を進めるとしています。一方で「風刺やパロディ目的の動画は対象としない」としています。 去年、フェイスブックの創業者や、アメリカのペロシ下院議長のディープフェイク動画が拡散されて話題となりましたが、フェイスブックは当時、これらの動画を削除しない方針を示していました。 新たな方