マンガのモデルとなったテレビ局が自ら実写化佐々木倫子作のマンガ「チャンネルはそのまま」は北海道のローカル局を舞台にした傑作で、HTB北海道テレビ(以下、HTB)をモデルにしている。そのHTBが開局50周年記念に「チャンネルはそのまま」を実写ドラマ化したという。自分をモデルに描かれたマンガを、自分で実写化するなんて不思議な展開だ。3月18日から北海道で5夜連続で放送される一方で、配信サービスNetflixで3月11日から一足お先に見ることができるという。その展開も驚きだ。原作が大好きで全巻持っている私は見たい見たいと言っていたら、HTBからBlu-rayに焼いたものが届いた。さっそくイッキ見し、原作に勝るとも劣らない面白さで笑い転げたのだが、ドラマの底に流れるぶっとい愛も胸に残った。ぜひみなさんにも見てほしいので、その魅力をお伝えしたい。 あふれ出る原作へのリスペクトと愛私は原作があまりに好