JR西日本は、10月1日から、交通系ICカードICOCAの利用に応じてポイントが貯まる「ICOCAポイント」サービスを始める。同じ区間を複数回利用するユーザーに向けた画期的なサービスとなる。 最大の目玉は「時間帯指定ポイント」だ。いくつかの条件をクリアすると、運賃の50%がポイントとして加算される。大阪―京都間だと運賃560円に280円相当のポイントが付き、それで列車に乗ったり買い物をしたりできる。鉄道運賃では破格の還元率だ。 その一方で、JRユーザーに人気の「昼間特割きっぷ」(昼特きっぷ)が9月30日限りで販売中止となる。JR西日本はどのような意図で、新サービスを展開するのか。関西の鉄道ビジネスを大きく変動させる新制度を取り巻く状況を紹介してみよう。 狙いはICカードの利用率アップ JR西日本は今回、なぜポイント制を導入するのだろうか。ICOCA開発の担当者によると、交通系ICカード利用
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