任期満了に伴う千葉県知事選は21日投開票の結果、立憲民主党県連などが支援した無所属新人の前千葉市長熊谷俊人氏(43)が、自民党推薦の元県議関政幸氏(41)ら7新人を大差で破り、初当選した。熊谷氏は日本維新の会、国民民主、社民各党の県組織に加え、自民、公明両党の一部国会議員の支持も受けた。公明党は自主投票。与党の足並みは乱れ、7月の東京都議選や次期衆院選を控え、不安を残す結果となった。 無所属3新人の争いとなった千葉市長選も同日行われ、熊谷氏後継の元副市長神谷俊一氏(47)が、自民党元市議小川智之氏(47)らに勝利した。