Kuwahara filterとかいう明らかに日本人の名前な画像フィルターに出会い、試してみたらすごかったので紹介する。Python画像処理画像加工フィルター 6/15追記 あとがきの提案について書きました 写真表現としての桑原フィルターの提案 #はじめに Kuwahara filter(桑原フィルター)とは 桑原フィルターは桑原道義さんという大学教授(Wikipedia曰く)が考案した平滑化フィルターの一種で、内容のシンプルさに反して上手いことかけるとまるで油絵のようになる、なんだかすごいフィルターであーる(先に結果が見たい方は記事の一番下を覗いてみよう) Kuwahara filter -Wikipedia SPECT用データ処理 (元論文?) #桑原フィルターの内容 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/49/Kuwahar
はじめに 数理情報工学実験第二という演習で、Raspberry Piをつかって何かを作ることになりました。そこでAMATERASUという自動ノート取り装置を作ったので紹介します。 そもそもRaspberry Piって? Raspberry Pi3 Model B ボード&ケースセット (Element14版, Clear)-Physical Computing Lab 出版社/メーカー: TechShareメディア: エレクトロニクスこの商品を含むブログ (3件) を見る これです。安くて小型で色んなセンサーをつけて遊べるコンピュータです。今回はカメラモジュールを使いました。 自動ノート取り装置とは 自動ノート取りの目標は、講義を撮影した動画*1を処理することで、ノートの代わりとして使える画像を出力することです。具体的には次のgifのような画像を次々出力していくのを目標にしています。黒くな
はじめに 今回は、OpenCV3とPython3を使ってニューラルネットワークの学習をしてみます。 画像処理とニューラルネットワークを組み合わせて使うケースがOpenCVだけで完結するので、ちょっとした検証に便利です。またOpenCVのPythonバインディングは、実体はC++で、PythonはC++のメソッドを呼び出すラッパーにすぎないので、学習はそこそこ高速に動作します。 ■ 実行環境 ・Python: 3.5.2 ・OpenCV: 3.1 ■ インストールと簡単な使い方はこちら OpenCV 3(core + contrib)をPython 3の環境にインストール&OpenCV 2とOpenCV 3の違い&簡単な動作チェック プログラム 最低限のプログラムです。 入力層:9 隠れ層:5 出力層:9 活性化関数:シグモイド 学習方法:バックプロパゲーション 学習データ: ・入力データ
はじめに アルファチャンネル付きPNGを重ね合わせる関数を作成しました。 OpenCV 2.3.1から透過pngが読み込めるようになりましたが、画像を透過して重ねる機能は用意されていません。 ネット上の記事では1画素ずつ演算する方法や、ROIを使って紹介されることが多いようですが、領域サイズの指定にシビアなことや、元画像の範囲外への描画ができないなど取り回しが悪くなります。 そこで本稿ではcv::warpPerspective()を用いた重ね合わせを紹介します。 サンプルコード: 1. 単純な重ね合わせ(transparent.cpp) 2.GUIで位置を調整(transparent2.cpp) 1.透過画像の読み込み 第2引数にIMREAD_UNCHANGEDを指定するとアルファチャンネルが読み込まれます。 cv::Mat transimg = cv::imread("transpare
OpenCVで特徴量マッチング 特徴量マッチングとは、異なる画像でそれぞれ抽出した特徴量の対応付けのことです。 パノラマ画像の作成 物体検知 動体追跡 で登場する技術です。 OpenCVには、以下のライブラリが用意されています。 特徴量抽出 特徴量マッチング マッチング結果の表示 今回は、OpenCV 3 + Python 3 を使って、下記のような、回転、ズームした画像の特徴量マッチングをしてみます。 マッチング結果を描画 OpenCVとは OpenCV(Open Source Computer Vision Library)はBSDライセンスの映像/画像処理ライブラリ集です。画像のフィルタ処理、テンプレートマッチング、物体認識、映像解析、機械学習などのアルゴリズムが多数用意されています。 ■ OpenCVを使った動体追跡の例 (OpenCV Google Summer of Code
コンピュータビジョンのライブラリOpenCVのアドベントカレンダーです。 OpenCVの知られざる機能(マイナーとも言う)、こんなプラットフォームでOpenCVを動かした、分かりづらいバグに遭遇した、こんな便利な機能があるなどの情報を中心に書いてます。 http://qiita.com/advent-calendar/2015/opencv (昨年のAdvent Calendar) あと、今年は昨年と違い執筆希望者多数で、以下の記事もAdvent Calendar として執筆頂いています 「その2」を立ち上げるか悩んだのですが、今からだと過疎りそうなので、重複日を許すアドベントカレンダーということでよろしくお願いします。 9日目 その2 cv::Matにおけるclone()とcopyTo()の挙動の違い by 13Mzawa2 23日目 その2 Vivado HLSのビデオ プロセッシング
紙のアンケート調査をした場合などにデータ入力をできるだけ効率化したかったので,OMR(Optical Mark Reader)を探していたのですが,なかなか自分の求めていたものがなかったので簡便なものを自分で作ることにしました。もっとスマートなやり方もあるでしょうが,ひとまずそれなりに動作するものができましたので記しておきます。 画像の認識処理にはOpenCV,数値処理にNumPyを使用しています。なお,MacでHomebrewを使ってOpenCV 3をPython 3から使用する方法についてはやや注意が必要です。brew installする際に,--with-python3オプションをつけないとPython 3からは使用できません。また,keg onlyのパッケージなので,Python 2の場合も3の場合も,自分でライブラリのパスを設定する必要があります。ネットで検索すると手順を紹介して
最新記事(inside out)へ | 年と月を指定して記事を読む(クリック!) / 2001/ 2002/ 2003/ 2004/ 2005/ 2006/ 2007/ 2008/ 2009/ 2010/ 2011/ 2012/ 2013/ 2014/ 2015/ 2016/ 2017/ 2018/ 2019/ 2020/ 2016年11月 を読む << 2016年12月 を読む >> 2017年1月 を読む 先月下旬頃、映画「君の名は。」画風変換アプリEverfilterが流行っていた。軽く遊んでみた印象は、「空領域抽出処理に破綻が少なく(適切で)、その処理はおそらく普通の枯れた方法を使って、画面の4端辺から領域判定を独立にかけてる」ように感じられた。 そこで、普通にやりそうなコードを書いてみたら、空領域抽出がどのくらいの品質が得られるか、確かめてみることにした。手っ取り早く試してみた
OpenCV は物体認識などのライブラリが含まれているので、Windows IoT Core で使えると利用できる幅が広がりそうですよね。Linux 系の Raspbian の場合はソースコードをダウンロードしてビルドして導入という手順になりますが、Windows IoT Core の場合は UWP アプリにしないといけない難点があってちょっとハードルが高くなっています。が、できないことはないです。 Windows 10ユニバーサルアプリ(Universal Windows Application)でOpenCVを使う(その2) - embeddedなブログ なところに、導入&プロジェクト作成手順が書いてあるので、それに従うとうまくいきます。 いくつかのポイントがあって、 github の Microsoft/opencv の vs2015-samples というブランチを使う。 このブラ
画像サイズを変えるのも簡単です。 resize cv2.resize(src, dsize[, dst[, fx[, fy[, interpolation]]]]) → dst¶ さっそく試してみましょ 単純な処理ですね。 画像を読み込む 高さと幅を取得し、さらにそれぞれを半分ににしたサイズを作成する cv2,resizeに入力画像とサイズを設定する(サンプルでは半分にしてある) またはサイズには、入力の高さと幅に対する倍率を設定する(もうひとつのサンプルは高さと幅を2倍にしてある) 結果 サンプルを載せてもあまり視覚的に意味が無いので。。。。。今回は結果サンプル無しです。すみません。 画像の縮小では、方式に気をつける 画像を縮小する場合には、その縮小方法に気をつける必要があります。 100x100の画像を50x50に縮小する場合を考えましょう。 ある1行について、100画素で表示していた
概要 カラー画像から線画を取る。 線画とはモノクロ画像のことで、2値化ではない(たぶん) OpenCVでしようと考えると、グレースケールで読み込み→adaptiveThresholdで2値化を思いつくんだけど、あんまりよくない。 ので、話題の方のコメントってどんな風にやるのか検証。 参考 初心者がchainerで線画着色してみた。わりとできた。 - Qiita コメント 前提知識が無いとよくわからなかった miztiさんのツイート: "イラストに輪郭抽出した時に起こりがちな「輪郭の輪郭」の抽出を避けて、綺麗に線画を抽出できるようになった!(1枚目: オリジナル、2枚目: 普通の輪郭抽出、3枚目: 今回の方法) https://t.co/XJetLxsIc7" わかった気になった Python OpenCV3で画素の膨張処理(dilation)と収縮処理(erosion) (ちょっと解説も)
OpenCVを勉強しよう!ということで、EclipseでC++ & OpenCVを使用するときの手順をメモっておきます。ちなみにOSはWindowsです。 詳細は続きから。 1. Eclipseのインストール ここからEclipse IDE for C/C++ Developersをダウンロード。適当な場所に解凍。すでにEclipseを使用している場合は、そこにCDTを追加すればよいでしょう。 2. MinGWのインストール こちらからMinGWをダウンロード。インストールの際にG++ compiler と MinGW Make にチェック。以降インストールディレクトリを(MinGW)と表します。 3. OpenCVのインストール ここからダウンロードしてインストール。1.1pre1ではうまくいかなかったので、1.0を使用。以降インストールディレクトリを(OpenCV)と表します。 4.
OpenCV(オープンシーヴィ)は多機能なコンピュータビジョンライブラリで、動画や画像の処理に幅広く利用できるさまざまな機能が実装されています。 動画・画像処理を用いたアプリやサービスを開発するために、OpenCVを学びたいと思っている方は少なくないのではないでしょうか。 そこで今回は、OpenCVが学べる資料(記事・サイト・スライド)を10個ご紹介します。 OpenCVを基礎から解説している資料を中心に紹介していますので、OpenCVの学習にぜひご活用ください。 OpenCVがわかる記事・サイト 10分で学ぶOpenCV超入門 / MetaArt http://iphone.moo.jp/app/?p=1101 「画像を読み込み表示する」「画像のサイズを変更する」「画像をグレースケール化する」「画像を2値化する」、以上の4つのOpenCVを使ったプログラムについて学べる記事です。 各コー
全自動水玉コラ生成マシーン 聖夜なので表題のものを作った。 https://github.com/onk/auto_circle_collage processing で書いたアプリだけど、この記事の内容はほぼ OpenCV の話です。 仕組み 水着を自動認識して「隠す」とマーク 顔を自動認識して「見せる」とマーク マークに沿って円充填 水着領域の自動認識 最初のアプローチ OpenCV を使って肌色認識 選択領域を膨張 -> 収縮させる 肌色との差分を取れば水着領域が完成 肌色認識 先人が大量に居た。RGB 色空間ではなく HSV 色空間を使うというのがコツなようだ。 HSV色空間 - Wikipedia HSV 色空間なら影になっている部分も抽出できる。 今回は Hue: 7..15 を肌色として定義した。 PImage detectHada() { // 作業用に hue で gra
今年の多摩美のopenFrameworksの授業(Media art II)では、プロジェクション・マッピングをとりあげていこうという方針になった。ところが、実は今まで知識としてはプロジェクション・マッピングについて知っていても、自分でゴリゴリとプログラムを書いてこなかった。主な理由としては、身近にプロジェクションしながら試す環境が無いというのが大きい。これではいかんということで、奮発して小型プロジェクターを購入してみた。 TwitterとFacebookでおすすめの小型プロジェクターを募ったところ、複数の方からQUMI Q5が良いという評判が寄せられた。それではということで、amazonで購入。あわせて、SLIKのミニ三脚も買ってみた。 数日で届いたので早速試してみたところ、期待していた以上に明るい。そして小さくて軽い。評判が良いだけあると実感。手元にあったNexus 7と大きさを比較し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く