全国のパチンコ店で8月から、新聞の折り込みチラシやインターネットで「大創業祭」などの文言を使い、出玉をアピールすることが禁止された。 警察庁が風俗営業適正化法の広告・宣伝に関する運用方針を見直したため。約400店がひしめき、九州一の激戦区の福岡県内では、チラシの裏面に社員のボランティア活動などを載せて集客に知恵をしぼり、業界誌は業態変更を迫られるなど余波が広がっている。 福岡、佐賀両県で14店を展開するパチンコ店運営会社は8月、チラシの裏面に初めて、従業員の清掃活動を写真付きで紹介した。車内に残された子どもが熱中症で死亡する事故が絶えないため、別の会社は裏面すべてを使って「車内放置は大変危険です」と注意を呼びかけるデザインにした。旅情報や料理の作り方を載せる会社もある。 警察庁は2002年に示した運用方針で、「モーニングサービス」や「甘釘」などいたずらに射幸心をあおる表現の使用を禁止した。
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