4大従来型メディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)の中でも一番市場規模が大きく利用者も多数、メディア力(りょく)も大きいのがテレビ。そのテレビの利用状況は時間帯、利用する人の年齢により大きな違いがある。その実情を総務省が2019年9月に情報通信政策研究所の調査結果として公式サイトで発表した「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(※)の報告書や公開値を基に確認する。 今件の「行為者」とは10分以上連続して利用した人のことを指す。そしてテレビ(生)に該当する行為とは、テレビ番組のリアルタイムによる視聴を意味する。パソコンのチューナー利用による視聴やモバイル端末によるワンセグ視聴も含まれる。 まずは平日。就業中や授業中にテレビを観る機会はあまり想定できないため、日中は押し並べて値は低い。 ↑ テレビ(生)の時間帯別行為者率(平日、年齢階層別)(2018年)それでも10代