クラスモジュールを使って、構造体とコレクションを組み合わせることで、DBのレコードのような形のデータが扱えるという記事を前に書いたんですが、特定のプロパティを選んで平均値算出をスマートに書くには、という質問をいただきました。 背景 こちらの記事のコメントにいただいた質問です。 ExcelVBAでクラスモジュールを活用してCSVファイルをコレクションに格納する 冒頭の図のようなデータがあるとして、オブジェクト.平均値(プロパティ, 抽出条件)のように書けないか? とのことで。おもしろそうだなと思って考えてみました。 クラスを作成 まずはコレクションに構造体を持たせるためのクラス。前の記事と同じような感じです。オブジェクト名はデフォルトのClass1からListDetailに変更してください。 '### ListDetail / 詳細クラス ### Public Index As Long '

