米連邦取引委員会(FTC)は現地時間2014年1月15日、子ども向けモバイルアプリケーションの販売を巡る問題で米Appleと和解したと発表した。子どもが親の承諾なしに実行したアプリ内購入の代金をAppleが不当に高額請求したとしてFTCが訴えていたもので、Appleは払い戻しを求める消費者に全額を返金する。少なくとも3250万ドルにのぼる見通し。 FTCによると、Appleが「App Store」で提供している多くの子ども向けアプリケーションでは、子どもがアプリ内購入を行うために親が1度パスワード入力を承認すると、15分間は親の介入なしに仮想アイテムや仮想通貨などを無制限でアプリ内購入できる。FTCは、Appleがアカウント保持者である親に対してこうした事実の説明を怠り、FTC法に違反したと主張していた。 またFTCは、パスワードを入力すると購入が完了することを明示しないまま、親にパスワー
![Apple、子どもによるアプリ内購入の問題で3250万ドル以上を返金へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)