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ブックマーク / xtech.nikkei.com (350)

  • 立川市役所の庁内LAN障害、原因は「Edgeブラウザーへの移行」

    2022年6月27日、東京・立川市役所で大規模な通信障害が発生した。出先機関を含めた1000台以上のパソコンで終日、窓口作業ができなくなった。庁内LANの心臓部となるコアスイッチの障害が原因だった。コアスイッチに向けて大量の通信が発生し、メモリー不足に陥った。原因特定に時間がかかり、完全復旧に1週間を要した。 グループウエアの挙動がどうもおかしい――。東京都立川市役所の庁舎内がざわつき始めたのは2022年6月27日、始業時刻である午前8時半ごろのことだ。ほどなく市役所のITインフラストラクチャー運営を担う総合政策部情報推進課のもとに、「窓口業務用の情報システムにアクセスしづらい」「内線電話が通じなくなった」といった職員らの困惑した声が続々と寄せられるようになった。 情報推進課はただちに障害箇所の特定に乗り出した。庁内ネットワークのメンテナンスを委託している保守事業者と連絡を取り合い、担当

    立川市役所の庁内LAN障害、原因は「Edgeブラウザーへの移行」
  • Windowsよりも便利?Linuxのキャプチャー機能を使いこなす

    Linuxは、標準機能や膨大な数のフリーソフトLinuxならではの多彩なコマンドラインツールを使うことで、より便利にカスタマイズできる。この特集では、そうした数々の「便利ワザ」を紹介する。それぞれの難度は、簡単に使いこなせる「Lev.1」からある程度の専門知識が必要な「Lev.3」の3段階のレベルで示している。 19 Webページをコマンドでキャプチャーする(Lv.2) 「cutycapt」コマンドを使うと、指定したURLのWebページの内容をPDFや画像に変換して保存できます。HTMLレンダリングエンジンには、多くのWebブラウザーと同じ「WebKit」を採用しています。そのため、標準的なWebブラウザーと同じ表示のWebページを保存できます。 cutycaptコマンドは、次のコマンドでインストールします。

    Windowsよりも便利?Linuxのキャプチャー機能を使いこなす
  • WindowsからLinuxをリモート操作、画像処理もラクラク

    Linuxは、標準機能や膨大な数のフリーソフトLinuxならではの多彩なコマンドラインツールを使うことで、より便利にカスタマイズできる。この特集では、そうした数々の「便利ワザ」を紹介する。それぞれの難度は、簡単に使いこなせる「Lev.1」からある程度の専門知識が必要な「Lev.3」の3段階のレベルで示している。 13 画像ファイルをコマンドで加工する(Lv.2) 多数の画像ファイルを加工したいときは、「convert」コマンドを使うと便利です。convertは、画像処理用のツールを集めた「ImageMagick」に含まれるコマンドです。ImageMagickは、次のコマンドでインストールします。

    WindowsからLinuxをリモート操作、画像処理もラクラク
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2022/10/27
    ImageMagickは派生プロダクトがいろいろと改良しているのは覚えているけど、apt/dnf 一発でインストールできるという印象がないから手を出しづらいんだよなあ。
  • Windowsと何が違う?Linuxのファイル操作に慣れよう

    Linuxは、標準機能や膨大な数のフリーソフトLinuxならではの多彩なコマンドラインツールを使うことで、より便利にカスタマイズできる。この特集では、そうした数々の「便利ワザ」を紹介する。それぞれの難度は、簡単に使いこなせる「Lev.1」からある程度の専門知識が必要な「Lev.3」の3段階のレベルで示している。 7 ファイル名をコマンドでまとめて変換する(Lv.2) コマンドでファイル名を変更する場合、通常はmvコマンドを使います。しかし、変更するファイルが多いと手間がかかります。「rename」コマンドを使うと、複数のファイルの名前を一括変換できます。 renameコマンドは次のコマンドでインストールします。

    Windowsと何が違う?Linuxのファイル操作に慣れよう
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2022/10/26
    renameコマンドなんて初めて知りました。(要登録部分は読めていない)
  • PDFの編集・閲覧が自由自在、Acrobatより便利なフリーソフト

    複数のPDFファイルを結合して1つにしたい、長文PDFの途中にしおりを挟みたい――。こうした願いはPDF編集機能を備えたフリーソフトでかなえられる。ここでは市販アプリ顔負けの便利なパソコン向け3とスマホアプリ1を紹介する。 1で結合、抽出、削除… CubePDFは万能ツール PDFの編集に欠かせない万能ツールが「CubePDF Utility」だ。これ1PDFの結合やページの抽出、削除などの編集ができる(図1、図2)。PDFにパスワードを付けてセキュリティを強化することも可能だ(図3)。 図1 インストールして起動[注]。別のPDFファイルを挿入するときは、ページのサムネイルを選択し(1)、ツールバーの「挿入」の「▼」メニューから挿入位置を選ぶ(2)(3)。挿入するPDFを選んで実際に挿入されたら(4)、「保存」を押して上書き保存する(5)

    PDFの編集・閲覧が自由自在、Acrobatより便利なフリーソフト
  • プログラミング言語はファッションか、流行でしか技術を見ない人々

    私が日経BPに入社して間もない新入社員だったころ、最初に配属されたバイオテクノロジー専門メディアの編集長から、品ぞろえで有名なある百貨店の鮮魚売り場を見てくるように言われたことがある。 業務時間内なのにそんなことをしていいのかと思いつつ、言われた通りに見に行った。バイオ関連のネタを探してこいという意味だと思ったので、そうした製品がないかと探し回った。 会社に戻るとその編集長から感想を求められ、バイオにかこつけて何か言ったような気がするが、詳しくは覚えていない。ただ「こいつ、わかってないな」という顔をされた覚えはある。 今ならその編集長が何を言いたかったかが何となくわかる。少し前まで学生だった私を見て、百貨店で買い物をするような一般の人とは感覚がずれていると感じたのだろう。だから、社会の雰囲気を少しでも学んでくるようにという意味だったのだと思う。残念ながら、当時の自分にはその意図は伝わってお

    プログラミング言語はファッションか、流行でしか技術を見ない人々
  • ノーコードでアプリ内製進めるLIXIL、2万個超えでも「野良」を生まない仕組み

    LIXILはDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、米Googleグーグル)のノーコード開発ツール「AppSheet(アップシート)」を採用した。2022年7月29日時点で、2万個を超えるアプリケーションを内製し、このうち839個を番運用している。AppSheet活用の狙いについて、同社の岩﨑磨常務役員デジタル部門システム開発運用統括部リーダーは「(情報システム部門に該当する)デジタル部門が開発すべきシステムやアプリにフォーカスできるようにする」と語る。 LIXILがAppSheetを導入した背景には、デジタル部門の負荷増大があるという。「社内でデジタル技術の活用が進んだことにより、デジタル部門が社内の全ての案件に対応するのが難しくなってきている」(岩﨑常務役員)。そこで経営レベルで費用対効果の大きいシステムやアプリをデジタル部門が開発し、小さいものは現場が自ら開発する

    ノーコードでアプリ内製進めるLIXIL、2万個超えでも「野良」を生まない仕組み
  • USBメモリーをいつ抜いても大丈夫か、「デバイスの取り外し」は不要な理由

    データ書き込み中にパソコンからUSBメモリーを抜くと、データは確実に壊れる。USBメモリーを再びパソコンに挿してエクスプローラーで中身を確認すると、書き込み中のデータが存在し、正常に作業が完了したように見える。だが、そのデータは中身のない壊れたファイルだ(図1)。USBメモリーのLEDや、コピーのウインドウが表示されていないときを見計らい、書き込み中以外のときにUSBメモリーを抜くのが鉄則だ(図2)。 図1 コピー中に突然USBメモリーを抜くと、データは確実に壊れる。一見、正常にコピーしたようにUSBメモリー上にはファイルが存在するが、中身のないファイルになる。必ず書き込みをしていないときに取り外す

    USBメモリーをいつ抜いても大丈夫か、「デバイスの取り外し」は不要な理由
  • Pythonで作る3Dゲーム

    人工知能AI)の開発などで注目を集めるプログラミング言語「Python」では、「Panda3D」というライブラリーを使うことで、3次元(3D)ゲームも開発できる。Panda3Dの基的な使い方を紹介するとともに、実際に遊べる「ビー玉迷路ゲーム」を開発する。 出典:日経ソフトウエア、2022年5月号 pp.74-93 「Pythonで3Dゲームを作ろう」を改題、編集 記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。 いよいよ3Dゲームが完成!Pythonでゴール処理などの仕上げを施す Part2 ステップ5/ステップ6/ステップ7 迷路の穴のパーツに衝突したら、ボールが開始地点に戻るプログラムを作ります。さらにゲームをクリアしたのかどうかをわかりやすくするために、ボールがゴール位置にたどりついたときに、画面に「ゴール!!」というテキストを表示します。 2022.06.17

    Pythonで作る3Dゲーム
  • 警察庁の情報流出が新たに判明、富士通「ProjectWEB」不正アクセス問題

    富士通が運営するプロジェクト情報共有ツール「ProjectWEB」が不正アクセスを受け顧客の情報が流出した問題で、警察庁のシステム情報も漏洩していたことが日経クロステックの取材で2021年9月6日までに分かった。 警察庁は日経クロステックの取材に対し、流出した情報は「過去に運用していたシステムの設計情報など」と書面で回答。「当該システム撤去後においても富士通が(データを)廃棄しておらず、同社に対する不正アクセスにより情報が流出したと、2021年5月末以降に報告を受けた」(警察庁)と説明した。富士通に対して被害の実態を調査するよう求めているという。 警察庁は「情報が流出したシステムは不正アクセスがあったとされる時点で既に運用を終了し撤去済みであり、特段の問題は生じていない」と説明。富士通に開発や設計、保守などを委託している現在運用中のシステムについては「追加の対策を講じるなどセキュリティーの

    警察庁の情報流出が新たに判明、富士通「ProjectWEB」不正アクセス問題
  • 「もっと楽はできないか」、プログラマーとして50年間考え続けたこと

    ほぼ50年間、情報システムを開発する仕事を続けてきた。ユーザー企業で業務処理システムの運用まで担当したこともあればIT企業で受託開発をしたり開発支援ツールをつくったりした。起業して業務処理パッケージを開発・販売し、借金をこしらえた経験もある。フリーランスになって以降もプログラミングが不要な開発・運用フレームワークをつくり続けており、直近では若手3人と一緒にPythonを使って取り組んでいる。 関連記事 70歳現役プログラマーと30代3人のPython開発奮戦記、我慢の末に見えたこと Pythonを使う以前に利用してきた開発言語や環境は汎用機のCOBOLに始まり、HyperCardC++JavaPHPRubyJavaScriptなど。我ながら色々なことをやってきたが「職業は何ですか」と聞かれたら即答できる。プログラマーである。70歳になったが頭と手が動く限り、プログラミングを続けた

    「もっと楽はできないか」、プログラマーとして50年間考え続けたこと
  • 富士通「ProjectWEB」の情報漏洩問題、国交省や内閣官房も被害

    富士通が管理・運営するクラウド型プロジェクト情報共有ツール「ProjectWEB」が不正アクセスを受け、顧客から預かった情報の一部が窃取された問題。その影響が中央省庁や重要インフラ企業にも及んでいることが、2021年5月26日までに明らかとなった。 国土交通省は5月26日、今回の不正アクセスに伴う同日時点の被害状況を発表した。具体的には、ProjectWEBから漏洩した可能性のある情報の中に「当省のシステムを構成する機器類に関する情報のほか、当省職員の業務用のメールアドレス、当省と業務上関係があり当省のメーリングリストに登録されていた省外の方のメールアドレスなど、少なくとも約7.6万件分のメールアドレスが含まれている」という。 内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)も同日、情報漏洩の範囲に同センターの情報システムを構成する機器類などの情報が含まれていると発表した。NISCと国

    富士通「ProjectWEB」の情報漏洩問題、国交省や内閣官房も被害
  • 「SlackもTeamsもダメ」、そんな企業にオープンイノベーションは100年早い

    Slackダメ、Teamsダメ、Zoomもまったく使われねぇ」 こんな嘆きとともに、旧態依然とした企業からのイノベーティブな人材の流出がとまらない。それもそのはずである。 「オープンイノベーションせよ!」 「当社もDX(デジタルトランスフォーメーション)だ!」 経営陣による号令の下、企業を超えたコラボレーションが始動する。担当者がアサインされ、同じテーマのもとに複数の企業、あるいはフリーランスなど組織「外」の有識者を集い、新たな取り組みを試みる。環境変化や技術革新が激しい時代、新型コロナウイルスのような不確実なリスクが増大する時代、自組織単独で事業を継続したり新たな価値創出を行ったりすることはいよいよ難しくなりつつある。そこで、組織を超えた取り組みでイノベーションを実現する。この発想自体は健全である。 しかしながら次の瞬間、コラボレーション担当者は極めて現実的な壁に直面する。 仮に、いま

    「SlackもTeamsもダメ」、そんな企業にオープンイノベーションは100年早い
  • これなら脱PPAPできる、正しいファイルの送り方

    暗号化ファイルとパスワードをメールで送る「PPAP」は廃止が急務だ。それではどうすれば安全に社外へとファイルを送り、情報を共有すればよいのか。正しいやり方を紹介しよう。 PPAPに代わる、安全なファイル共有手段はどうあるべきだろうか。冒頭で紹介した大手ITベンダーは、PPAPからクラウドストレージに移行している。日ユニシスはグループ会社のユニアデックスが提供する「AirTriQ」や米ボックスの「Box」に移行した。NECや日IBMも同様にBoxを使っている。クラウドストレージには他にも、米マイクロソフトの「OneDrive」やグーグルの「Googleドライブ」、米ドロップボックスの「Dropbox」などがある。こうしたクラウドストレージを使うのが1つの選択肢となる。 クラウドストレージで受信者を限定 クラウドストレージを活用したファイル共有の手順を説明しよう。まず送信者と受信者が、どち

    これなら脱PPAPできる、正しいファイルの送り方
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2021/04/14
    ほんとはWebフォームを作れと言いたいけど社内へのVPNアクセスが出来るんだから各種業務報告書をメールで送らせるのもやめてほしいんだけどな>弊社
  • 国交省の「PLATEAU」で江戸川区の水害ハザードマップを再現、3D都市モデルの威力

    前回このコラムで紹介した、国土交通省が主導する3D都市モデルの整備プロジェクト「Project PLATEAU(プラトー)」の記事には大きな反響があった。多くの読者が、PLATEAUが持つポテンシャルに気づいてくれたのだと思う。 PLATEAUの3D都市モデルは、専用サイトで一部公開が始まっている(https://www.mlit.go.jp/plateau/)。Webベースのビューワー「PLATEAU VIEW(プラトービュー)」(ベータ版)を使えば、誰でも見られる。関心がある人は、ぜひ体験してほしい。 一例として前回は、PLATEAUの電子地図が備える「建物の高さ」という意味情報(セマンティック)と、河川が氾濫したときの浸水ランクを示したハザードマップの情報を重ねたケースを取り上げた。建物の高さといった意味情報を、PLATEAUでは「CityGML」という記述言語で書き込んでいる。 今

    国交省の「PLATEAU」で江戸川区の水害ハザードマップを再現、3D都市モデルの威力
  • [VBA便利技]PowerPointのスライドからテキストを抽出

    PowerPointで作成したプレゼンテーションの内容を基に、Wordで文書を作成したり、Webページのコンテンツを作成したりすることがあります。その際、スライドのタイトルやテキストを1つずつコピー&ペーストしていませんか。 そんな面倒な作業はマクロで自動化しましょう。ここでは、PowerPointのVBEで、スライド内のテキストをワンタッチで抽出してテキストファイルに吐き出すマクロを作成します(リスト1)。

    [VBA便利技]PowerPointのスライドからテキストを抽出
  • インフラ担当がいない、地方で根深い「バックエンド軽視」の闇

    経営者:「インフラも見ることができる、良いITエンジニアがなかなかいないんですよ」 ITエンジニア:「インフラ? 勘弁してください。二度とやりたくありません……」 これは、経営者とITエンジニアの間に見られる乖離(かいり)である。筆者の経験では、特に「地方都市」でこの傾向が強い(具体的な都市名を挙げると無用な波紋を生み前向きな議論が進まないため、あえてぼかすことをご理解いただきたい)。 両者の溝はどのようにして生まれるのか、どう向き合うべきか。今回はこのテーマについて考えてみたい。 「開発ありき」「作ってなんぼ」、そもそもインフラ業務が認知されない Webサイトやアプリケーションを作っておしまい。サーバーやデータベース、ネットワークなどバックエンドのことは気にしない。あるいは意識から漏れる。いわば、「フロント重視」「バックエンド軽視」の状況を悪気なく作り出す。 その背景には「見えないものを

    インフラ担当がいない、地方で根深い「バックエンド軽視」の闇
  • ばらまき型メールから日本を守る、知られざる善意の50人

    サイバー被害を減らしたい――。この思いの下、無償で日のサイバーセキュリティーに貢献しているセキュリティ技術者50人ほどの集まりがあることはまだあまり知られていない。「ばらまきメール回収の会」である。 ばらまきメール(ばらまき型メール)とは、不特定多数に向けて同じ文面のなりすましメールを送り、マルウエアに感染させたりフィッシングサイトに誘導したりするサイバー攻撃だ。2014年ごろから発生するようになり、主にネットバンキングなどからの不正送金を働くマルウエアを広めている。 Emotetの脅威、再び ばらまき型メールで拡散されるマルウエアに今、日政府も脅威を感じている。「Emotet(エモテット)だ」。国のサイバーセキュリティー戦略をかじ取りする内閣官房の内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が2020年7月21日に公表したばかりの「サイバーセキュリティ2020」にそれが表れている。

    ばらまき型メールから日本を守る、知られざる善意の50人
  • 天才プログラマー登氏を迎え入れたNTT東日本、化学反応の予感

    NTT東日IPA(情報処理推進機構)が2020年4月に無償公開した在宅勤務に利用できる「シン・テレワークシステム」の記事のために、同システムを開発した登大遊氏への取材に同席した。登氏は大学在学中にVPN(仮想私設網)「SoftEther」を開発した、業界の有名人だ。わずか2〜3週間の開発期間や、機器代金が65万円しかかからなかったことも驚きだったが、筆者は登氏がNTT東日に非常勤の立場で入社した事実に最も衝撃を受けた。かつて登氏とNTT東日は、天敵とも言える間柄だったことを覚えていたからだ。そんな両者が組み合わさることで、新たな化学反応が生まれそうな予感がする。 登氏はSoftEtherの開発で10代にしてIPAの「未踏スーパークリエータ」として認定された、文字通りの天才プログラマーだ。プログラマーとして超一流であることはもちろんだが、登氏は既存の価値観やしきたりを疑い、時には相手

    天才プログラマー登氏を迎え入れたNTT東日本、化学反応の予感
  • 日本のIT力を低迷させたSIerの罪、ご用聞きが客の怒りを買う理由とは

    スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第21回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。 第21回のお題は「ご用聞きに終始する日ITベンダーに未来はあるか」。答える識者のラストバッターは、アイ・ティ・アール(ITR)のアナリスト甲元宏明氏だ。「日IT力が低迷している大きな要因の1つがSIerにある」とした上で、「客の未来」よりも自社の利害を優先するご用聞き商売のままでは、コンサルティングどころか、まともなシステム開発もできないと喝破する。(編集部)

    日本のIT力を低迷させたSIerの罪、ご用聞きが客の怒りを買う理由とは