中国・旧満州に残る森林鉄道のSL 旧満州(中国東北地方)の都市ハルビンから東へ約400キロ。黒竜江省佳木斯市樺南県にある「樺南林業局森林鉄路」では、現在もナローゲージ(軌間762ミリ)の蒸気機関車が活躍している。元々は木材の搬出を目的に建設されたが、現在は森林伐採が抑制されており、石炭の輸送が主力となっている。路線(樺南―紅光)の全長は約45キロで、機関車は中国のナローゲージの代表的なC2型(重さ約28トン)だ。周辺にはかつて日本から開拓団が入植し、現在も鳥居をかたどった門の家が多い。また途中の駝腰子には「日本人村」と呼ばれる村も残る。厳冬期には気温がマイナス30度を下回るが、蒸気機関車が活躍する中国最後の森林鉄道として、欧米などからも多くのファンが訪れている。 写真をクリックすると、大きな画像が表示されます。次々とめくって見ることもできます。環境によっては表示に時間がかかる場合があります
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