組織票というのが昔からまったく理解できない。特に、電力会社はどこどこに入れるから何票、みたいな、大企業の票が読めてしまうことに強烈な違和感があった。 これは「マトモな人間であれば秘密投票の仕組みも意味も知ってるし、投票の強制が違法であることも知っているのに、唯々諾々と従ってしまうのはおかしい」という感覚に由来するものだ。 若いときのオレの結論は「そういう会社は入るのが大変だろうとなんだろうとバカの集団だ」である。オレが就活とかやったことがないのはこのためである。脳の弱い人達の間で生きていけるとは、とても思えなかった。この考えは今でもかなり正しいと思っている。 しかし、いま観察に基づいて「票が読めるということ」を考えると、もう少し見えてくることがある: 半強制的な「お願い」で投票するのは、ある「割合」の人間であり全員ではない(全員がバカじゃない)が、その割合はほぼ一定なので読める 強制してく