2019年度の完了を目指して移転が進む九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区)周辺校区で、「人通りが減ったり、空き家・空室が増えたりしている」と感じている地域住民が全体の約3割を占め、移転に伴う影響が出始めていることが、福岡市の外郭団体・福岡アジア都市研究所が初めて実施した住民意識調査で分かった。一方で、跡地利用に関心を持つ人が8割近くに上っており、市跡地計画課は「調査結果は今後本格化する跡地の構想づくりに生かしたい」としている。 都心部に近く、約43ヘクタールと広大な箱崎キャンパスは、05年度から伊都キャンパス(西区など)への移転が始まり、約18ヘクタール分が完了。ただ跡地利用の議論は、移転が終了した六本松キャンパス(中央区)が先行課題であることなどから、ほとんど進んでいない。 移転が進む周辺住民の意識を探ろうと、調査は昨年12月、箱崎、東箱崎、筥松、松島の4小学校区を対象に実施。約1430
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く