性犯罪前歴者に住所届け出 大阪府、条例で義務付け 2011年12月14日 12:56 大阪府は14日までに、子どもを対象にした性犯罪の前歴者に居住地の届け出を義務付ける条例案を2月議会に提出する方針を決めた。連絡先を把握して社会復帰を支援すると同時に、子どもを犯罪から守るのが狙いで、成立すれば全国初。 大阪府庁=大阪市中央区 松井一郎知事は同日、記者団に対し「再犯に走ることがないよう行政や警察組織が手だてをしたい」と述べた。 府によると、18歳未満の子どもへの性犯罪の前歴者に対し、出所後5年間、府への居住地届け出を義務付ける。違反した場合、過料などの行政罰も検討。