けじめとは、JUSTICEのこと。 黒か白のどちらかを決めることだが、そこには厳然としたロジックのルールと越えてはならない倫理的な一線(the line)がある。 犯罪人であっても、更生させることはできるはず、という日本人なりの"情理″がある。 「理外の理」(reason beyond reason)がある。 The Economist誌は、そういった超論理に惑わされずに、鋭いロジックの執刀を振う。 事実と意見を切り離す。 事実は客観、意見は主観だから、両者を混同させてはならない。 だから、自白が客観性の高い証拠として用いられる。 factとopinionの間の、けじめという垣根を越す(cross the line)ことは許されない。 ところが、The Economist誌は、日本人の容疑者の自白の客観性に「待った」をかける。 そして恐ろしい事実を発見する。 「やってなくても、やったといい