コンピューターに精通し、高い知識と技術を持つ「ホワイトハッカー(正義のハッカー)」を題材にした全編福岡ロケの映画「電気海月(くらげ)のインシデント」が完成した。九州大芸術工学部卒で福岡市を拠点に活動する映像作家萱野孝幸さん(28)が監督と脚本を手掛けた。国家や企業へのサイバー攻撃の阻止など、多大な活躍をしながらも表舞台には出てこないホワイトハッカーに光を当てようと企画された。劇場公開を5月に控え、萱野監督は「ハッカーは地味だけど格好いい。ヒーローものの面白さを追求した」とPRする。 物語の舞台は2018年、福岡。スマートフォンをハッキングし、盗んだとみられる情報を基にした恐喝事件が多発。調査を依頼された裏稼業専門の探偵ライチとホワイトハッカーの冬吾が真相に近づいていくが、「シロオニ」というクラッカー(高い技術や知識で悪事を行う人)から攻撃を受ける-というサスペンスタッチのストーリー。97分
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