2016年秋、サンノゼで行なわれた最新のロボット技術を集めた展示会「RoboBusiness」で、中国とアメリカを拠点とするロボット開発企業AvatarMindが、コンパニオン・ロボット「iPal」を発表した。The Guardianによれば、iPalは歌い、踊り、「太陽が熱いのはなぜ?」などの人間的な質問に答えることができるだけでなく、「大人の責任を引き受けるべく」作られている。 AvatarMind創業者のジーピン・ワンは、「iPalは3〜8歳の子どもを2、3時間、大人の見守りなしで引きつけておくことができる」と語る。つまり、子どもが幼稚園や小学校から帰り、親が帰宅するまでの時間の相手役にぴったりだというのだ。 子どもと会話が可能なおもちゃはすでに数多く発売されており、代表的なのは人工知能を搭載したバービー人形「Hello Barbie」などである。ただしHello Barbieが発す
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