東京都内で、乳児をおんぶした母親の自転車と乗用車が衝突し、乳児が死亡する事故が起きた。便利だが、一歩間違えば命の危険も伴う自転車。子連れで乗る時、何に気をつければいいのだろうか。 東京都国分寺市の住宅街を貫く片側1車線の幹線道路。バスやトラックが行き交う場所で、6日午前10時ごろ、事故は起きた。 警視庁小金井署によると、近くに住む母親(33)が7カ月の男児を背負い、自転車で横断歩道のないところを横断中に、狛江市の介護職員女性(25)の乗用車と衝突。男児は背中からは落ちなかったが、母親が倒れた際、頭を打ちつけたとみられる。ヘルメットはしていなかった。自転車に大きな損傷はなく、母親も軽傷という。 署は、乗用車の女性を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕。東京地検立川支部は8日、処分保留で釈放した。 事故を巡り、ネット上では「赤ちゃんをおんぶして自転車に乗るのは非常識」とい