【10月12日 AFP】英覆面ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)は先週、自作品の一つをオークションでの落札直後にシュレッダーで細断したことで、作品の価値をかえって高めたもようだ。専門家からは、作品が元の価値の2倍になった可能性があるとする見解も出ている。 バンクシーの絵画「少女と風船(Girl with Balloon)」は、競売大手サザビーズ(Sotheby's)のオークションで、過去のバンクシー作品の最高額に並ぶ104万2000ポンド(約1億5500万円)で落札された直後、額縁の中に仕掛けられたシュレッダーで細断された。バンクシーがどのようにシュレッダーを作動させたのかは分かっていない。 騒動の後、バンクシーは細断時の様子を撮影した動画をインスタグラム(Instagram)に投稿し、「破壊の衝動は創造の衝動でもある」というパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の言