“スクールカースト”という言葉をご存知だろうか。 何らかの能力や特徴の優劣によって、子どもたちの間で“一軍”や“二軍”などとランクがつけられることである。 中高生に多くだいたいは学力・容姿・運動神経の良し悪し、家庭環境、非行経験や恋人の有無などによってつけられてきた。 小学生なら「バトルえんぴつを山ほど持っている」とか「家にSF1(スーファミ内蔵テレビ)がある」というようなこともステータスになっていたように思う。 それらのステータスがいじめにつながることもあり、しばしばいじめ問題と一緒に取り上げられる。 ところで、近頃ネット上でよく見かける質問がある。 「中高生にスマホは必要ですか?」 子を持つ親からの投稿がほとんどで、それに対しての答えはおおよそ以下の3パターンである。 「考えればわかるでしょう、不要です」 「皆持っているから持たせています」 「我が家も悩んでいます」 中高生の子を持つ親