「外国人不可」物件について、いろいろと話題になっているようで。 法務局仕事しろとか差別主義クソ大家はうんこにでも住んでいろとか、そういうことも勿論思うのですが、同時に、単純な差別とはまた別の、社会構造の問題でもあるよね、と思うんです。 日本の賃貸制度は、貸主側のリスクが大きすぎる 日本の賃貸制度は、借主側というか家賃滞納している人間に対して、かなり甘いです。どんくらい甘いかというと、3ヶ月家賃を滞納しなければ、大家側は裁判に持っていけないくらいに甘いです。しかも、その裁判を起こすにも時間が掛かるし、費用も掛かる。挙句には、大家が滞納者の引越し代を負担するという理不尽なこともあります(退去の強制執行費用より安く済むから、仕方なく負担する)。 つまり、滞納者は、合計で家賃約半年分と裁判費用、引越し費用を踏み倒せるくらいの権限(みたいなもの)を持っているわけです。 ちなみに、アメリカだと1ヶ月で