かけそば、かけうどんのトッピングにフライドポテト――。大阪・十三のそば店が、若者客を増やそうと2月から「ポテそば」「ポテうどん」の販売を始めたところ、1カ月の売り上げ記録を更新。3千食以上が売れる予想外の人気を呼び、ネットでも話題に。東京都内のそば店もメニューに採り入れ始めた。 店は阪急十三駅の構内にある「阪急そば若菜十三店」(大阪市淀川区)。1967年に関西の私鉄が駅の中に設けた最初のそば店として親しまれている。ただ、運営する阪急阪神レストランズによると、中高年客が中心で若者客の獲得が課題だった。 そこで思いついたのが、ファストフードの定番、フライドポテト。2月上旬から「ポテそば」「ポテうどん」(370円)として販売を始めると、ツイッターなどで「組み合わせが新しすぎる」「そばと揚げ物って合う」などと評判に。 土日は1日約150食が売れ、… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続