今日(17日)の午前0時52分に、北海道大雪山系黒岳の標高1900メートルの場所にある黒岳石室にて、初雪が観測されました。(株)りんゆう観光(大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ)による独自観測で、1974年からの記録では最も早い記録となりました。 今日の北海道付近は、大雨のピークは超えたものの、広く雨が降っており、上空の寒気の影響で各地の気温も低くなりました。アメダスによる観測では午前7時までに道内では最低気温が3地点で一桁となり、上川地方の上川でも9.9度を観測しています。 標高の高い所ではさらに気温が低く、大雪山系黒岳の山頂から700メートルほど歩いた標高1900メートルの場所にある黒岳石室という避難小屋では、午前1時頃には0度くらいまで気温が下がりました(現地の温度計による)。 その結果、降っていた雨は雪へと変わり、辺りにうっすらと白く積もるほどになりました。(株)りんゆう観光(大雪山層