彼らのフォロワー数は当時数万人、一方で自分のフォロワー数は50人。大きな差を痛感した。おそらくこのまま敷かれたレールを進んでも、世界で挑戦する彼らには絶対に追いつけないだろう。そう確信した。 家族が中小零細企業の経営者だったこともあり、ビジネスや経営は身近だった。シリコンバレーでビジネスに挑戦してみたい。海外の起業家を知れば知るほど、その想いが高まっていき、アメリカの大学に行くことを決めた。 親や先生には強く反対されたが、気持ちは揺らがなかった。SNSで発信し続けた結果、応援してくれる人も増え、家賃や食費などの資金を支援してくれる方も出てきた。彼らのおかげで2013年8月に渡米し、その後カリフォルニア州立大学に進学した。18歳だった。 スタンフォード図書館に住むホームレス起業家たち
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