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ブックマーク / rionaoki.net (19)

  • 都知事の反同性愛発言 | rionaoki.net

    石原慎太郎都知事の反同性愛発言が物議を醸しているそうで。 痛いニュース(ノ∀`) : 「テレビなんかにも同性愛者が平気で出る」…都知事、アニメ漫画規制に意欲 石原慎太郎知事は「子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日は野放図になり過ぎている。使命感を持ってやります」と応じた。 しかも、都青少年健全育成条例改正案という同性愛とは関係ない件に関連した発言だそうで。政治的には実に巧妙だ: 同性愛という意見の分かれやすいトピックで反対勢力を分断する ゲイが嫌いか好きかという話題になれば、反対派は条例改正案に対しても好き嫌いで反対しているように見える そもそも同性愛者がテレビにでることと改正案の内容は関係ないので話題がずらせる 反対派に対して当の議題よりも一段と不適切な発言を投げかけることで注目を逸らしている。 この記事を読んでいたらつい最近みた次のビデオを思い出した。

  • 「実名・勤務先明記」へ » 経済学101

    IBMのソーシャル・コンピューティングのガイドラインに関する記事から。 ブログ利用「実名・勤務先明記」を奨励 日IBM 特に注目されているのは以下の部分だ。 「IBMでの業務に関連してブログ活動をする際には、実名を使い、身元を明らかにし、あなたがIBMに勤務していることを明示するように奨励します」 「一人称で語りましょう。自分自身の意見で、その個性を前面に打ち出し、思っていることを語りましょう」 実名・勤務先の公表を控える人が多い日では異例の試みと言える(参考:アメリカは実名志向か)。しかし、このガイドラインは時代の流れに適ったものだ。 実名の利用を奨励することの利点は二つある。一つは、質の高い人材を惹きつけることだ。ネットは個人が自分の名前で活動する=レピュテーションを築くのを容易にした。狭いサークルの中で活動しているのであれば従来型の人脈作りで十分だろうが、多くの職業は自分とは

  • スポーツ観戦と政治 | rionaoki.net

    政治的な傾向に関する記事の連投になるが今回はスポーツファン: Sports Viewers Largely Republican – Hotline On Call 母集団が若干不明確だが、レーティングエージェンシーが広告の効果を測るために行った20万人近くに及ぶインタビューの結果だ。横軸が民主・共和の支持度合いで縦軸が投票する可能性だ。個々の円はスポーツ毎の規模を表しており、濃い赤が共和党よりで投票可能性が高く、濃い青は民主党よりで投票可能性が高い。薄い色は投票可能性が低いグループだ。次のようなことが見て取れる: スポーツファンは基的に共和党よりである(母集団の取り方で程度は変わるだろうが) ゴルフ・ナスカー・フットボールなどはかなり共和党より バスケットボール・テニス・プロレスなどが民主党より ゴルフファンは投票に一番積極的で逆にプロレスファンは投票に行かない可能性が高い この結果に

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/04/08
    二大政党制だとわかりやすい統計結果が出せるという見方は皮肉的か?
  • 電子書籍統一規格 | rionaoki.net

    電子書籍に関する懇親会が開かれたそうだ: 電子書籍に統一規格、流通や著作権を官民で整備 政府は17日、や雑誌をデジタル化した電子書籍の普及に向けた環境整備に着手した。[…]国が関与して国内ルールを整えることで、中小の 出版業者の保護を図る狙いがある。 しかし規格統一の狙いが中小の出版業者というのはどういうことだろう。 電子書籍の形式は各メーカーが定めており、共通のルール、規格がない。端末ごとに読める書籍が限定されるほか、「資力で勝るメーカーに規格決定の主導権を握られると、出版関連業界は中抜きにされる恐れがある」(総務省幹部)との指摘がある。 日だけでしか流通しない独自規格を官民で整備したとして、それが誰にメリットになるのだろう。Amazon, Apple, Googleなど先進的な企業が競争した結果生き残る規格に日発の規格が競争できる訳はないので、国外展開は絶望的だ。当然、電子書籍

  • 日本経済の現状 | rionaoki.net

    経済産業省が公表しているスライドがよく出来ているのでここでも紹介(ht @kazemachiroman)。日が抱える問題とここに至るまでの経緯が丁寧に解説されている。ではどうしたらいいのかという部分になると急に説得力がなくなるが、日語だし全部読む価値はあるように思う。特に興味深いグラフを幾つか抜粋する。 日の産業を巡る現状と課題 まず各国の貯蓄率の推移だ。日は貯蓄率が高く、アメリカは借金だらけというイメージを持つ人が多いと思われるが、日の貯蓄率はアメリカを下回っている。高齢化や社会保障によって貯蓄率が下がるのはしょうがないが、それにしても衝撃的な数字だ。 最近、株主主権の問題と絡めて話題となった労働分配率だがここでも日は英米独仏などよりも高い水準を保っている。特にドイツが一番低いのは興味深い。 企業の海外移転に関するアンケート結果だ。多くの企業が生産機能移転を決定ないし検討して

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/03/05
    行政の側から“経済的に日本が終わってる”という冷徹な分析をした資料が出るというのもある意味衝撃的。
  • 手書き履歴書 | rionaoki.net

    昨日の記事からもリンクしたが、「履歴書なんかを手書きするという文化はまだ存在するんだろうか」という発言に多くの情報や意見が寄せられた。 Togetter(トゥギャッター) – まとめ「手書き履歴書の実態」 事実関係としては以下の通りだ。 手書きを要求する企業は存在する 手書きが好ましいという採用者もいる 採用側にはタイプの方がいいという意見も多い 学生はまわりに合わせて手書きが普通 業界にもより、大手・外資といったあたりではネットで提出も多い タイプを好む採用側の人が多く、逆に手書きが普通だと思っている学生が驚くという構造が見て取れる。これにはTwitterというメディアによって、参加者にセレクションがかかっているという面もあるだろう。 では手書きが好ましいとする理由はなんだろうか。 性格が分かる 志望度合いを測れる 以上の二つが挙げられている。手書きを要求する企業が存在するのでこれらの要

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/02/24
    コメント欄でその「日本社会での実用性」を指摘していた。
  • Facebookで地図を色分け | rionaoki.net

    Facebookのデータを使って、アメリカを七つに分けてみたというエントリー: PeteSearch: How to split up the US My latest visualization shows the information by location, with connections drawn between places that share friends. 点はユーザーが存在する都市で、線はfriend関係を指しているようだ。州レベルや国レベルのバージョンも用意されている。friendが出来るのはその場所に学校・仕事などで住んだことがある場合がほとんどなので、人々がどう地域間を移動しているかを間接的に表している。さらに、クラスター毎にどのような人やグループが人気なのかも分かる。 ニューヨークからミネソタにかけてはあまり移動がないようでStayathomiaと名付けて

  • なくなるストライキ | rionaoki.net

    先日、次のような言説を紹介した: テレビがいうところの自分が悪いという若者の論理がよく分からなかった。大不況になってもストライキひとつ起きない。デモもない。ネットでぶつぶつ不平をつぶやくらいだ。 しかし、大不況になってもストライキが起きないのは何も日だけではない。ちょうどよくアメリカでのストライキの話があった。1,000人以上の従業員が参加したストライキの数を表したグラフだ: Strikes and Lockouts at Record Low – Economix Blog – NYTimes.com アメリカでもストライキの数は1980年前後に激減している。 The stoppages last year involved 13,000 workers and accounted for 124,000 lost workdays, both of which were also r

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/02/12
    アメリカでストが減った理由は日本とは違う、と読んだ。
  • 日本版フェアユース | rionaoki.net

    アメリカでは著作権侵害の申し立てに対し、フェアユースが抗弁として用いられる。フェアユースが認められるかどうかは以下の四点(17 U.S.C. § 107)にしたがって総合的に判断される(balancing test): (1) the purpose and character of the use, including whether such use is of a commercial nature or is for nonprofit educational purposes; (2) the nature of the copyrighted work; (3) the amount and substantiality of the portion used in relation to the copyrighted work as a whole; and (4) the

  • 失敗を責めない社会 | rionaoki.net

    起業家はリスク愛好的な、ちょっとおかしな人々がやるようなことだという認識はないだろうか。しかし、起業をするのにリスク愛好的である必要はないし、ビジネスをする上で慎重に計画を練って行動することは必要だろう。 失敗する可能性はあるが社会的に有益な事業を増やすためには、起業に伴うリスクを下げることが必要であり、その一番重要なステップは失敗を責めるのをやめることだ。 Entrepreneurs and Risk « The Baseline Scenario I’m inclined against the conventional wisdom because I co-founded a company, it’s done pretty well, and I’m about the most risk-averse person I know. (Want proof? I even wo

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/01/18
    このエントリ自体は大昔から繰り返された話題を改めて書いたに過ぎない。コメント欄での受け答えを膨らませるような形で続編を希望。
  • 過剰な郊外大型店規制 | rionaoki.net

    追記:車利用を前提とする社会に対する反発があるようですが、私自身は車持ってません。大型店舗を規制するか否かはどちらが社会的に望ましいか計算して決めるべきことでしょう。そしてモータライゼーション自体を問題にするのは地方都市の状況を考えれば現実的とは言い難いのではないでしょうか。 東浩紀さんの言っていることは意味不明ですが文の記述も正確ではない。 自滅する地方 崖っぷちのポモ – シートン俗物記 まぁ、地方都市問題やショッピングモールの問題は、ここでも何回か述べてきているのだけれど、単純な消費行動に絞った話じゃないし、そもそも“批判されがち”って認識がそもそも逆だろ?この20年あまりアメリカの後追いするようにショッピングモールのような郊外開発型大規模店舗が展開されてきたわけで、批判どころか多くの人たちは歓迎していたわけじゃん。 郊外大規模店舗に批判がないというのは誤りだ。中心部の商店街からは

  • 出版社・芸能事務所・フリー編集者 | rionaoki.net

    電子書籍化が国内出版社同士の協力を促しているというニュース。気になったのは電子書籍の出版権についての記述だ。 asahi.com(朝日新聞社):電子書籍化へ出版社が大同団結 国内市場の主導権狙い – 文化 著作権法ではデジタル化の許諾権は著作者にある。大手出版社幹部は「アマゾンが著作者に直接交渉して電子書籍市場の出版権を得れば、その作品を最初にとして刊行した出版社は何もできない」と語る。 現状では出版社は電子書籍の出版権を持っていない。よってアマゾンのような第三者がその権利を著作権者から直接取得してしまう可能性がある。 日米の「綱引き」で作家の取り分(印税)が紙のより上がる可能性は高い。出版社から見れば、作品を獲得するためにアマゾンとの競争を迫られることになる。 作家の取り分が紙のより上がることは社会的にみれば望ましい。ある書籍のがもつ潜在的な市場規模のうち、著作権による独占で得られ

  • 経営者性善説はおかしい | rionaoki.net

    Twitter上で藤末議員から一連の議論(株主至上主義って?、「株式」会社は株主のもの)ついての反応があった: 会社は株主のものか?昔書いた記事です http://www.sbbit.jp/article/11703/ 昨年九月にご自身が書かれた記事が紹介されている。Twitterというメディア上で持論を紹介することは評価したいが、その内容には多くの人が驚いた。議員の考え方が分かるという意味では非常に貴重な記事であり、その考え方とは「経営者性善説」と呼ぶに相応しい内容だ。特にM&Aに関する部分にそれが表れている。 マネジメント≫IT戦略/ソリューション-【民主党藤末氏コラム】「和をもって尊しとする会社へ!」:ソフトバンク ビジネス+IT 経営者のマインドが変わった大きな理由として、「会社制度の変更」が挙げられます。例えば、M&A(企業の合併・買収)の規制が変わり、会社がいつ買収されるかわか

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/01/08
    日本では司法もその“おかしい”主張が通っているし、こういう主張を「和の外」から理詰めでやっても討論相手には届かないような気がする。
  • 過剰タクシーって何? | rionaoki.net

    追記:タクシー市場は複雑な構造をしていますが、単純な数量規制をするのはおかしいというのがこのエントリーの趣旨です。いろいろな政策が考えられるとは思いますが、数量規制にはならないということです。 またおかしなニュースをTwitter経由で(ohuzakさんどうも): 中日新聞:過剰タクシー調整へ 松交通圏協議会が初会合:長野(CHUNICHI Web) 松市役所で開かれた。国土交通省北陸信越運輸局は、同地域のタクシー台数が40〜110台過剰と指摘。年度中に同協議会で、台数を抑制する地域計画を策定する見込みだ。 タクシーが過剰だというが、一体その数字はどうやってはかるのだろう。市場の失敗がない限り、適正な供給量は市場で決定される。タクシーに関してどのような市場の失敗があるのだろう(注)。サービスの供給が減り、価格が上がれば消費者にとっては確実にマイナスだ。何か理由がない限りタクシーの台数

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/12/24
    過剰とする運輸局にもこのエントリにも違和感はあるが。
  • 移民が必要な本当の理由 | rionaoki.net

    少子化に伴い大規模な移民受け入れの是非が日でも議論されるようになった。長所・短所見極めることが肝要だが、あまりとりあげられないメリットがあるので紹介したい。しばらく前に読んだ記事になかなかいいストーリーがある。 America’s Secret Innovation Weapon: Immigration – GigaOM Immigrants come to the United States and take menial jobs so that their children have a chance at a better future, he told me. While the jobs they take are below their intrinsic capabilities, they’re focused on giving their children a b

  • 交通機関への補助金 | rionaoki.net

    民主党による高速道路無料化にフェリー業界が反対しているニュース(税金に駆逐される! 民主政権に怒りのフェリー業界 (1/2ページ) – MSN産経ニュース)に関連して: 2009-11-08 – A.R.N [日記] 交通機関への補助金を減らして競争させるという大筋には大賛成だが気になる点があるのでコメントしてみる。 経済学的には補助金投入しなきゃ生き残れないような産業は潰れるしかない。 これは事実として正しくない。交通機関は通常の産業とは多くの点で異なる。交通機関の種類によって正・負の外部性、自然独占、莫大な固定費用など多くの問題がある。 互いに重複する部分もあるがいくつか挙げると: 正の外部性 ネットワーク効果 公共財の供給問題 固定費の回収 正の外部性を持つ産業・企業には補助金を出すか、国が直接供給を行うことが正当化される。例えば、より環境にやさしい交通手段に補助金を出すことは環境負

  • ビジネスをしてお金を稼いで社会のためになろう | rionaoki.net

    Twitterでryosukeakahoshiさんが次のように呟いていた。 いまだに「ビジネス≒金儲け=悪」のような歪んだ先入観を持った大学生がいっぱいいる@福岡。何でそんな考えに至るんだろうか?学校教育?マスメディア?家庭教育?日の風習? 「ビジネス≒金儲け=悪」という間違った考え方がどうして支持されるかというのは確かに面白い問題だが、その前にそれが間違っているということを説明した方がいいかもしれない。 お金を稼ぐ一番簡単な方法は人々に望まれていることをすること お金を稼ぐとはどういうことだろう。例えば、レストランであればお客さんに事を提供することだ。客はお金を払って=他の消費を犠牲にして事を注文している。別に強制しているわけではないのでこれは客にとって望ましいことなはずだ。その事は1000円だっとする。レストランはそれを1000円で自分から提供しているのだからそれで利益がでるは

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/12/12
    広義の嫌儲の話だが、日本人の国民性を大学生についての話に矮小化して「商売をしたことがないから」というとんちんかんな結論に達している。/しかしid:entry:9024071とかを見ると当たらずと言えど遠からず。
  • 何故雑誌は新聞よりうまくいくか | rionaoki.net

    デジタル化した市場で雑誌の未来は新聞のそれよりも明るいという話: 雑誌の未来、新聞よりは明るい? 光沢は失えど先行きに希望 JBpress(日ビジネスプレス) データベースのメディアファインダー・ドット・コムの試算では、北米では今年1~9月期に383誌が廃刊になった。だが、ここ数カ月、生き残った雑誌は意 外な自信を見せ始めている。紙媒体についてもデジタル版についても、雑誌の命運は必ずしも一緒にスタンドに並ぶ新聞と同じではないと考えるようになったの だ。 新聞より雑誌がうまくデジタル化に対応できるのはその通りだろう。しかし、元記事で挙げられているその理由はあまり正確なように思えない: 時間に敏感でないのでアグリゲーターの影響を受けない E-bookリーダーが雑誌なみに画質を再現 私は雑誌の未来が明るい理由は次のようなものだと考える: デジタル化は市場を広げるためニッチなセグメントで雑誌が活

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/12/10
    Google Newsには新聞は勝てないが雑誌は著作権というアドバンテージで勝てるという話。いまひとつ腑に落ちない。
  • 日本のウェブが残念なのは当然 | rionaoki.net

    Twitterがメインの記事だが、もっと広い文脈に該当する: Twitterとはなんだったのか——「コンテンツ」としての日Twitterユーザー(後編) – コンテンツ編 – マぜンタとシアん この記事は「日Twitterは残念だったのか?」という問いから始まりました。この「残念」という言い回しは、梅田望夫さんの岡田有花記者によるインタビュー記事のタイトル、「日のwebは残念」から取ったものです。そこで、まず、「なぜこの記事で、日のwebは『残念』と呼ばれているのか」について確認しておきましょう。 この日のウェブが残念だというのは面白い。 「クラスタ」の感触は、いうなれば「マイミク」のイメージに近いのでしょう。話題が通じる内部での安心感と閉鎖性、これはイラン大統領選でのTwitterのイメージとは正反対です。「日Twitter」もまた、mixi的なもの、ひいては日文化的な

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/12/03
    顕名匿名論に話をもっていってるのが微妙。いや、傾向として「匿名だと“残念”な方向に行きがち」だという感覚を労働の流動性と結びつけたのがこのエントリの知見か。
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