このコラムでは、煽っていると思われても仕方がないくらいに、HTTPSの重要性と普及度を頻繁に伝えている。こうした勢いに押されて常時HTTPSへの移行の準備にとりかかっているかもしれない。 そんなあなたのために、グーグルのジョン・ミューラー氏がHTTPS移行によくある質問とその回答をGoogle+でシェアしてくれた。全部で13個ある。 Q1Search Consoleで何かを設定する必要があるか? HTTPSのサイトを登録するだけでいい。それ以外には特にSearch Consoleで行うべき設定はない。HTTPからHTTPSへの移行にはアドレス変更ツールは使えない。 Q2A/Bテストはどうやったらいいか? Googlebotを特定したクローキングをやってはいけない。HTTPSをテストするがインデックスさせたくないのなら、302リダイレクトとHTTPに向けたrel="canonical"を使う
うちの会社ではほぼ全社員が、ウェブサイトのクロールに「Screaming Frog SEO Spider」というツールを使ってきた。読者の多くも多分、グーグルの構造化データテストツール(以前の名称はリッチスニペットツール)を使って、自分の著者情報(オーサーシップ)の設定などの構造化データをテストしたことがあるだろう。 今回のクイックガイドでは、この2つのツールを組み合わせて、Google Authorshipやrel="publisher"、それに各種のSchema.orgマークアップといった構造化データについて自分のウェブサイト全体をチェックする方法を説明していく。 コンセプトグーグルの構造化データテストツールは、テスト対象として入力されたURLをグーグル独自のURLに変換して使用する。たとえば、こんな感じだ。 次のURLをテストツールに入力すると……: http://www.conte
ソフトバンクBBは、PC向けWebサイトをスマートフォン向けに最適化して変換するソフトウエアサービス「bMobilized(ビーモビライズド)SoftBank BB Edition」と「dudamobile(デューダモバイル)」の取り扱いを6月14日開始する、と同日発表した。日本国内のWebサイトの多くはスマートフォン向けに最適化しておらず、モバイルデバイスからPC向けサイトを閲覧するケースが多いことから、ソフトバンクBBではサービスを初期費用不要で1ドメインからの導入が可能な月額料金制で提供する。 bMobilized SoftBank BB Editionとdudamobileは、既存のPC向けWebサイトのパーツを利用し、簡単な操作で変換できるため、企業内でWebサイト制作・運営を行う部門や個人事業主が専門的な知識なしに利用することができる。ソフトバンクBBでは、今回提供を開始した2
企業など組織のシンボルとなるロゴとサイトを関連付けするHTML記述を、グーグルがサポートした。この記述をしておけば、あなたのサイトが検索結果に出てきたときに会社のロゴも併せて表示されることが今後あるかもしれない。 そのHTML記述とは、ロゴとして用いる画像とサイトの関連付けを指定するための、schema.orgの仕様で定められたマークアップだ。その記述のサポートを開始したことをグーグルが公式アナウンスしたのだ。 とても魅力的なニュースに思える。ところが、今のところ、使われる可能性があるのはナレッジグラフの画像にとどまるようだ。ナレッジグラフに出るような組織はメジャーなブランドに限られる。したがって、一般の中小企業や小規模な店舗、限られた地域サービス提供者のサイトには、まだメリットがないかもしれない。 とはいえ、設定しておいてマイナスなことはない。公式ブログではこのマークアップを 他よりも優
デザインでウェブサイト制作会社を選んで失敗する7つのパターン ★★★★☆ 見た目ではなく実績で選ぶ (Sogitanilog)ウェブサイトの作成を外注する際にデザイン案、言い換えれば“見た目の格好良さ”だけで依頼先を選んでしまい失敗する例を7つ挙げた記事。 下のような事例を列挙している。 検索エンジンに全然ひっかからない 直帰率が高くなり、ページもあまり見られなくなった デザインカンプはキレイだったけど、できたものは使いにくかった 更新が面倒で、ちょっとした修正も外に依頼しないといけない プロジェクトが始まったらデザインが変になっていった ビジネスの話ができなくてコミュニケーションが取りにくかった 上司が変な制作会社を選んでしまった 確かにありそうな事例ばかりだ。 失敗しないウェブ制作会社の選び方として「実際に公開されている実績」を判断基準にするといいと結論付けている。 日本語で読めるSE
ECサイトの安心感を判断する材料として、ユーザーの過半数が「有名な企業であること」と「SSLに対応していること」を挙げている。 SSL対応を積極的にアピールすることで顧客の印象は大きく変わり、コンバージョン率にも影響する。 SSLサーバ証明書の発行・運用管理や、PKI技術を用いた認証サービス、ワンタイムパスワードなどを展開している日本ベリサイン。同社のセッションには、ダイレクトマーケティング部の中川就介氏が登壇し、ECサイトにおける効果的なSSLの活用方法について、多くの実例を基に解説した。 意外にチェックされているECサイトのSSL対応状況 セッション冒頭で中川氏は、経済産業省による「購入するECサイト選定の重視ポイント」についての一般消費者向けのアンケート結果を挙げ、次のように語った。 消費者がECサイトの選定で重視するのは、やはり価格です。この調査でも、「価格が安い」「送料がかからな
Webサイト構築のTAMは、Webマーケティング戦略セミナー「プロが教える優良顧客をつかまえるための、新しいWebマーケティング戦略」を大阪で2月7日に開催する。 セミナーでは、良質な顧客データベースをつくり、いかに成果へと導いていくかという、企業にとって必須の戦略について紹介する。第1部では、TAMのディレクターである中尾達也氏が、変わりゆくWebマーケティング戦略をどうやって実行・制作していくのか、現場の声や事例をもとに紹介。第2部では、KDDIウェブコミュニケーションズ SMB事業部本部 事業本部長の高畑哲平氏を迎え、CMS「Jimdo」などさまざまなサービスのWebマーケティングを実践してきた実例をもとに、戦略や今後の展望を紹介する。 プロが教える優良顧客をつかまえるための、新しいWebマーケティング戦略 日時:2月7日(木)14:00~(13:45開場)会場:ブリーゼプラザ 80
「10分でわかる」と記事タイトルに入っているように難易度が高くない理解しやすい内容だ。以下の条件に当てはまるウェブ担当者は(もちろん、当てはまらない担当者も!)必ず観て&読んでおくといい。 ページ数がおおよそ 50 ページ以下の企業サイトを運営している場合会社名および少数の関連語句で検索された際に検索結果のランク付けでよい結果を得たい場合(ニュースサイトや EC サイトのように多数のキーワードを扱う場合は除く)適切な検索エンジン対策をして、検索エンジンからの訪問者を増やしたいが、最新の検索エンジン情報についていけていない場合年の暮れで忙しく10分の時間さえ取れないようなら、この冬休みの課題にしよう。 日本語で読めるSEO/SEM情報グーグルの再審査リクエストの正しい書き方 ★★★★☆ 年が明ける前のペナルティ解除を目指して (SEMリサーチ)渡辺隆広氏が、グーグルのマット・カッツ氏によるビ
基調講演に登壇したのは、SEM専業代理店アイレップなどを経て独立し、フリーランスのSEOコンサルタントとして活躍する辻正浩氏だ。現在は大規模サイトや中小ECサイトなど数十サイトをサポートし、ハウツーサイトとして急成長している「nanapi」のSEOを手がけていることでも知られている。 新規の仕事は引き受けていないので、きょうはSEO業界の現状を、完全にポジショントークなしでお話しします。どうか空気を読んだシェアをお願いします。 このように切り出した辻氏の講演を、本レポートでは全力でシェアしていきたい。 辻氏はまず、SEO会社には、大別して「ホワイトハットSEO」「ブラックハットSEO」の2種類があることを説明した。ご存じの方が多いだろうが、あらためて紹介すると次の通りだ。 ホワイトハットSEO 検索エンジンのガイドラインに従って、Webサイトを正しく評価させるSEO手法ブラックハットSEO
どれぐらいスゴいかというと、「サーバーにインストールするだけで、あとは設定ファイルをちょちょっといじれば、かなり高速化できちゃう」というぐらいスゴいのです。しかも、どんなサイトでも、どんなCMSを使っていても「インストールするだけ」。 Webサイトを高速化すると、ユーザーに優しいし、場合によっては検索結果での順位にも良い影響が出るかもしれない……それはわかっていても、なかなか本格的にサイトを高速化するのは難しいものです。 サーバー側の高速化に加えて、HTMLのつくりや画像のファイルサイズ最適化、さらにはCSSを調整しての画像スプライト化やCSS/JSファイルの結合・最適化によるブラウザとサーバーの通信本数削減などなど、実はやらなきゃいけないことがたくさん。 グーグルの提供するmod_pagespeedは、そうしたことの、かなりの部分を自動的に行うものです。 mod_pagespeedはこん
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 先日、続編が発刊された『人生がときめく片づけの魔法』を紹介するアマゾンのページには「一度片づけたら、二度と散らからない方法」とありますが、私のデスクには書類が散乱し、雑誌や書籍が山積みされています。どうやらこの魔法は小人には効かないようです。きっと私が寝ているあいだに、小人がイタズラをしているのでしょう。そうでなければ、本に嘘が書いてあることになるからです。 冗談はさておき、気がつくと自社のホームページもコンテ
企業ウェブ・グランプリ事務局は11月12日、ウェブ関係者のウェブ関係者による賞「第6回企業ウェブ・グランプリ」の本選出場を決めた52の優秀サイトを発表した。また、同日から本選投票を開始している。 本年度の企業ウェブ・グランプリには、49社から133サイトが応募し、企業審査員556名による相互審査投票によって本選進出の52サイトを選出した。予選通過サイトは、12月7日開催のグランプリ贈賞式で優秀サイトとして顕彰され、会場では部門グランプリ発表も行う。 今回発表のうち、「お客様サービス、カスタマーリレーション(B2B)」「お客様サービス、カスタマーリレーション(B2C)」「グローバルサイト」の各部門は、応募サイト数が5サイトに満たなかったため、予選結果がそのまま最終結果として授賞式で発表される。また、スチューデント部門、チームビルディング部門、浅川賞(アクセシビリティ)、特別賞の「RIAコンソ
今日は、セミナーやプレゼンの資料を良いものにするためのノウハウを。私がこれまでに行った数十回のセミナー講演経験から、ポイントをまとめて10個、整理してお届けします。 このまとめのポイントは、1番目の「対象者像と目的の定義」と、6番目の「スライド間の接続詞を考える」です。 そのセッションが、「だれが」「何を得る」場なのかを定義します。 最も大切な部分です。対象者像とセッションの目的が揺れると全体に影響してしまいますからね。セミナーなら主催者に全体の意図や想定参加者像を聞きましょう。 ここで大切なのは、「あなたが何を説明するか」ではありません。「こんな人が、このセッションを聞くとこうなる(セッションを聞く前とあとでこう変わる)」ための場だという定義を考えるのです。 特に「だれが対象か」に関しては、「Web担当者」「広告関係の仕事をしている人」といったざっくりとしたものではダメです。 数百ページ
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