米最高裁判所。首都ワシントンで(2023年11月5日撮影)。(2023年11月5日撮影)。(c)Stefani Reynolds/AFP 【5月31日 AFP】米連邦最高裁判所は30日、キューバ、ハイチ、ニカラグア、ベネズエラ出身の50万人超の移民に対する一時的在留資格を米政府が取り消すのを当面認める判断を下した。移民取り締まりを推進するドナルド・トランプ大統領にとっては、大きな勝利を意味する。 この決定により、4か国出身の53万2000人は、国外退去を命じられる可能性が出てきた。ジョー・バイデン前大統領は、人権状況が悪化している4か国からの移民に対し、最長2年間の米国滞在を許可していた。 トランプ政権は今年3月、この制度の下で保護されている移民の在留資格を取り消すと発表。 ボストンの連邦地裁は、差し止め命令を出していた。 最高裁の少数リベラル派のケタンジ・ブラウン・ジャクソン判事とソニア
