英ロンドン(London)北部のトッテナム(Tottenham)で若者が警官に射殺された事件をきっかけに6日に発生した暴動は、8日夜から9日未明にかけて市内および郊外各地に広がり、ロンドンは混乱の様相を呈している。さらに暴動は、中部バーミンガム(Birmingham)やリバプール(Liverpool)にも飛び火。デービッド・キャメロン(David Cameron)は非常事態に対処するため、伊トスカーナ(Tuscany)での休暇を切り上げ、英国に向かっている。 ロンドンとその郊外では南部クロイドン(Croydon)、ペッカム(Peckham)、ルイシャム(Lewisham)、クラパム(Clapham)、東部ハックニー(Hackney)、北部カムデン(Camden)、西部イーリング(Ealing)などで、若者らが路上に繰り出し、建物への放火や店舗の略奪を行っており、機動隊が収拾にあたっているが