シリア南部ダルアー(Daraa)の政府庁舎内を歩くアラブ連盟(Arab League)の監視団員ら。国営シリア・アラブ通信(SANA)配信(2011年12月29日撮影)。(c)AFP/SANA 【1月1日 AFP】反体制派への武力弾圧の停止を目指す和平案の実施状況を監視するため、前週からアラブ連盟(Arab League)の監視団が活動を始めたシリアでは、監視団に窮状を訴えようとする市民のデモが各地で行われた。 12月30日には首都ダマスカス(Damascus)郊外ドゥマ(Duma)や北西部イドリブ(Idlib)などで数万人が参加する大規模な反体制デモがあった。 英国に拠点を置くシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、ドゥマのデモには反体制デモが始まった2011年3月以来最大の6万~7万人が参加した。 同団体は治安部隊がデモ隊にく