長期的には皆死ぬように、どんなサービスもいつか終わる。会社ごと終わるときもあれば、採算に合わず事業から撤退することもある。だから企業が経営判断でコミュニティ・サービスから撤退すること自体は仕方がない。だがDoblogは今からでも遅くないから、グループへの風評リスクを最小限に抑えた撤退戦略を考えた方がいい。 復旧作業の終了を受け、今後のDoblogについて検討した結果、Doblog開設時の目的である、ブログシステムを構築するための技術的知見、およびコミュニティサービスを運用・運営するためのノウハウの蓄積については十分に達成できたものと考え、サービスを終了するという判断をいたしました。 無償だから、実験だから、データが消えても構わない、リンクが死んでも構わない、登録していたRSSフィードが死んでも構わないと考えたのだろうか。これから企業情報システムでもSaaSやクラウドの隆盛で課金モデルが多様
2009年04月25日 NTTデータ Doblog終了に感じた「見え透いたウソ」と「組織の腐敗」 「これからは,ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使って広く情報を露出するだけではなく,ユーザーとの間にどのような関係を構築できるかが重要になる」−NET Marketing Forum 2007こちら、誰の言葉かといえば、NTTデータ ECソリューション ビジネスユニットでDoblogを担当されていたF課長の発言である。皮肉なほどに、まさしく至言といえよう。 では、当のNTTデータは、ユーザーとの間にどのような関係を構築し、ただいま、その関係をどのようなものにしようとしているのだろうか。 Doblogのサービス終了のお知らせ- NTTデータ 公式サイトより突っ込みたいところは山ほどあるが、最も引っかかった1点だけに絞る。 「Doblog開設時の目的である、ブログシステム
OracleがSunを買収するとの発表がありましたが、ネット上ではあまり好意的な意見がなかったので、一言コメントしたくなりました。(ディスクロージャ。。。というわけでもありませんが筆者は新卒で入社した会社がOracleだったこともあり、適当に割り引いてみてください) というのも、昔からシリコンバレーの「おしどり夫婦」と呼ばれるぐらい、互いが互いの成長を支え合ってきたOracleとSunのコンビなのだから、この二人がくっつくのは実にいい結末だと思っているのです。 時代がメインフレームからミニコン、UNIXへと向かい、ダウンサイジングが進んだ1980-1990年代、SunとOracleはともにUNIX世代の盟主として君臨していました。ところが2000年代以降、さらにUNIXからPCサーバへとダウンサイジングが進むにつれ、両者は典型的なイノベーションのジレンマに陥っていました。たまたま直接的なダ
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