中国の首都北京(Beijing)で、当局が強制撤去の補償をしなければ焼身自殺するとして、油を染みこませたコートを着て自分の店の前で泣く店主(2011年1月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter PARKS 【1月26日 AFP】26日の中国国営メディアによると、温家宝(Wen Jiabao)首相は24日、当局に対する陳情を受け付ける北京(Beijing)市の国家信訪局(State Bureau for Letters and Calls)を訪れ、中華人民共和国が建国された1949年以来、中国首相として初めて陳情者と面談した。 温首相は陳情に訪れた人びとから、賃金未払いへの救済を求める声や、政府による土地の接収や住宅の強制撤去に対する訴えを聞き、共産党の一党独裁下で人びとが募らせている怒りに耳を傾けた。その姿は大きく報じられた。 しかし、国際人権監視団体「ヒューマン・ライツ・ウオッ
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