シリアの反体制派の拠点となっている西部都市ホムス(Homs)で、国連シリア監視団の先遣隊として到着したモロッコの監視隊員Ahmed Himmiche大佐を案内する、反体制派「Katibat al-Faruq」のリーダー、アブドゥル・ラザク・トラス(Abdul Razzaq Tlass)氏(右から2番目、2012年4月21日撮影)。(c)AFP/SHAAM NEWS NETWORK 【4月22日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は21日、アサド政権による反体制派弾圧が続くシリアに停戦監視団の本隊300人の派遣を承認する決議案を全会一致で採択した。 今回採択された決議2043号では、潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長が安全性を判断し、当初の活動期間を90日間として国連監視団本隊が派遣される。 一方、米国は今回の決議には賛成したが、当初