自動車爆弾が爆発したロシア南部ダゲスタン(Dagestan)共和国マハチカラ(Makhachkala)の裁判所の執行官事務所前(2013年5月20日撮影)。(c)AFP/ACHMED ACHMEDOV 【5月21日 AFP】ロシア南部ダゲスタン(Dagestan)共和国のマハチカラ(Makhachkala)で20日、爆弾が仕掛けられた車2台が相次いで爆発し、警察当局によれば4人が死亡し、44人が負傷した。 爆発があったのは、裁判所の執行官事務所の前。ダゲスタン警察によると、最初の爆発を受けて警官が現場に到着したときに2度目の爆発が起きたという。1度目の爆発発生から15分もたっていなかった。爆弾は遠隔操作された可能性もあるという。犯行声明は出ていない。 イスラム教徒が大半を占めるダゲスタンには、隣国チェチェン(Chechnya)共和国から反政府武装勢力が流入するなど、ロシアで最も治安が不安定