英ロンドンで英軍のイラク撤退を受けた記念礼拝に出席するトニー・ブレア(Tony Blair)前首相(2009年10月9日撮影)。(c)AFP/WPA/Chris Jackson 【10月12日 AFP】欧州連合(EU)の新基本条約「リスボン条約(Lisbon Treaty)」は10月に入り、アイルランドが再国民投票で批准を可決、続いてポーランドも批准書に署名し、発効にはチェコの批准を残すのみとなったが、同条約で新設される欧州理事会常任議長(EU大統領)候補は、トニー・ブレア(Tony Blair)英前首相が本命との見方に、英国は賛否で割れている。 ■初代大統領に適任は平凡な指導者か、大物か 「EU初代大統領については、あまり目立たない人物がいいか、それとも大物かという点でまず議論がある」と、英シンクタンク「欧州改革センター(Centre for European Reform、CER)」の