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中央環状、中央環状新宿線｜巨大地底迷宮「東京トンネリックス」潜入!!
道の地下に道をつくるという選択。中央環状線は、車の騒音や排気ガスによる周辺環境への悪影響を最小限に抑えるために、最新の技術を投入して「東京都心の地下に高速道路を建設する」というビッグプロジェクトである。10月14日、「東京トンネリックス 地底ファッションショー計画」というイベントが開かれ、その壮大な建設施設の内部を訪れることが可能になった。ＭｏｕＲａでは「東京トンネリックス」に取材班を派遣。その美しくカッコよい地下トンネルの風景を公開します!! 東京圏が抱える過密、渋滞などの都市機能低下の要因。これを解決し、都市構造の再生を目指す計画のもと、厚木、八王子、川越などの都市を結ぶ圏央道、都心から半径約15kmの範囲を連絡する外環道、そして都心から半径約８kmに位置する環状道路である中央環状線の３線の建設工事が、現在進められている。中央環状新宿線はその３線のうちもっとも内側にある中央環状線のうち
巨大建築物、土木工事｜首都圏外郭放水路ってなに!?
地底文化フォーラムが開催されたのは埼玉県北葛飾郡庄和町。首都圏外郭放水路、調圧水槽の所在地である。首都圏外郭放水路は、中川等の河川の洪水を地下トンネルに取り込み、江戸川に排水することによって浸水被害を軽減することを目的として建造された。「深度約50mの地底に、延長約6.3kmの河川をつくる」という日本最強にして世界最大規模の洪水防止施設である。1993年（平成５年）より建設が開始され、現在はその計画のうち3.3kmまでが完成している。 調圧水槽は、その地下河川に流入した水の勢いを弱め、スムーズに排水するための巨大プール。そのサイズは幅78m、長さ177mとなる。巨大なポンプを稼動させるために必要な水量の確保と、緊急停止時に発生する逆流対策のため、これだけの規模が必要とされるそうだ。しかし、かくも巨大な施設を地下に建造すると、地下水によるアップリフト（揚圧力）のため、調圧水槽自体が浮きあがっ
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