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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (7)

  • 本当の支援者は誰か HPVワクチン と その周辺 11月7日 - 感染症診療の原則

    2006年に世界で承認販売が始まってから、ことしで10年目。臨床試験中のデータを含めると10年以上のデータがあります。新しいワクチン、思春期のワクチン、女性に接種するワクチンということで各国で導入初期には副反応に関連する話題も熱かったですが、さすがに9年もたったところで、○○が問題だという「騒動」はごく一部の話になっています。 いっときフィーバーしていた米国でもメディアの扱いが小さくなると有害事象の報告も減っています。 現時点では、このワクチンの接種の安全性は他のワクチンと変わらないレベルと評価されています。 WHO、世界の専門機関も(恵まれた国でのアクセスの話ですが)推奨をしています。 【整理の仕方】 「よくある副反応」 「まれな副反応」 「とてもまれな副反応」 「副反応とは考えにくい紛れ込みの症例」 「有害事象だが副反応とは考えにくいもの」 といったかたちで整理ができます。 刺したとこ

    本当の支援者は誰か HPVワクチン と その周辺 11月7日 - 感染症診療の原則
  • 麻疹 今そこにあるリスク - 感染症診療の原則

    昨年、米国はとんでもない数の麻疹が報告されました。 それはフィリピンの災害支援に出かけたアーミッシュの人たちが麻疹ウイルスを持ち帰って、コミュニティに広がったことが原因でした。 (オハイオ州の公衆衛生局のページ) 「アーミッシュ」が何かしらなくても生きてはいけますが、感染症対策に関わる人は知っていないといけません。 Measles Outbreak In Ohio Leads Amish To Reconsider Vaccines 青木編集長は実はちょっとなじみがあります(出身とか仲間というわけではありませんがー)。 ワクチンを積極的には接種しない人は全体からみるとごくごく少数なのですが、麻疹のように感染力が強いウイルスだと、コミュニティへの外への影響が出てしまいます。 自己決定とか個人の自由とのバランスの話でもありますが、病気になる当事者と、保護者はそもそも別の個体であって、保護者が子

    麻疹 今そこにあるリスク - 感染症診療の原則
    kensetu
    kensetu 2015/01/30
    “免疫がない住民ばかりの島に、外からウイルスを持ち込んで・・・という事例が複数ありました。 どうなったかというと” GYAAAAAAAAAAAAA
  • 恐怖喚起ビジネスと感染症 - 感染症診療の原則

    一般の方からの質問に、日常生活でアルコール消毒などはどの程度必要なのか? というものがあり、これは病棟や外来で実際に聞かれる質問なので、お題にしてみようとおもいました。 結論から言うと「いらない」です。 買わなきゃいけない、使わなきゃいけないようなメッセージを社会にだしているのは、医師や専門家ではなく、それを売りたい人たちではないか?と気づくことは重要だとおもいます。 これは「恐怖ビジネス」の一つです。 販売促進を考える人たちの研修にはちゃんと入っています。 「説得的コミュニケーションと恐怖喚起コミュニケーション」 http://www.marken.co.jp/training/promotion/consumer.shtml TVコマーシャルには部屋のカーテンやカーペットにシュシュっとやるための製品もありますね。 それがなかった時代と、今で、何か健康問題がかわっているでしょうか? (そ

    恐怖喚起ビジネスと感染症 - 感染症診療の原則
  • 異常を期待しているように見える人たち - 感染症診療の原則

    「確証バイアス」は、自分の都合の良い事実しか見ない信じないという認知のゆがみのひとつで、日常生活の中で誰もがもっていることです。 なので、何か決定をしなくてはいけないとか、それが生命や将来に影響を与えることだったり、他人に意見するようなときには、このバイアスの影響を受けた思考プロセスをしてないかなーとふりかえったり、苦言も惜しまずしてくれる友人などに、あえて別の見方を提示してもらって「ふむふむ、そういう見方もたしかにあるよね」的な時間をもったほうがいいわけです。 ある価値観やストーリーにはまったひとたちの言動は、冷静な第三者から見ると、「あら!」「あらー!」「どっひゃあ」的なものになっていることがあります。当の人はストーリーのまっただ中にあるので、「おかしいよ」「違う情報は無視するの?」という周囲の苦言に耳を貸せません 耳を貸さない、が一般的な表現ではありますが、貸せない、貸すことができ

    異常を期待しているように見える人たち - 感染症診療の原則
    kensetu
    kensetu 2013/02/26
    間違った医学 ニセ科学 間違った表現規制反対活動 怪しい自然保護 怪しい慈善活動 等に共通する「毒された人達を見分けるポイント」
  • 自然に感染させた方が良いと誤解している人への説明 - 感染症診療の原則

    水痘やムンプス、B型肝炎ワクチンが任意のままなのに、HPVが定期になるこの春。 病気になれば医療費の窓口支払いの自己負担はなし。しかしワクチンで予防しようとすると高額な自己負担が発生。 そのような中、現場の先生方が、保護者を励まし、子ども達を守るための取り組みをされてきました。 千葉県船橋市で開業されている先生のいのまた こどもクリニックのニュースレターをVPDの会のメーリングリストで知りました。先生のご許可をいただきまして、ニュースレターの内容を紹介させていただきます。 クリニック便り 2号では、「おたふくかぜ」と「みずぼうそう」の予防接種について」というタイトルで、自然感染した場合の合併症の内容や頻度、ワクチンでの副反応を比較しています。 合併症の話をしなければ、「かおが一時期腫れるくらいなら、まあいいか」と思う人たちもいます。 多くの保護者は、ワクチンで防ごうとしている病気の実際を知

    自然に感染させた方が良いと誤解している人への説明 - 感染症診療の原則
    kensetu
    kensetu 2013/02/26
    詳しくはリンク先で
  • 調査力(能力というよりは体力と手間) - 感染症診療の原則

    青木編集長、沖縄、中国CDC、旭中央病院、今日からヨーロッパと出張続きで大忙し。また編集部員&サポーターもこの時期は病院その他新人対応などで大忙し。なので記事やコメント、メール対応が遅くなりますがおゆるしください~。 --------------------- コメント欄や質問でワクチン関連が増えているので、コメント欄ではなく記事で関連の情報を扱おうと思います。 ワクチン関連は、公式の情報がプアなために、困った人たちがネット検索をします。 皆さんは情報検索にどれくらいの時間をかけますか?まあ、とりあえず上位3つくらいは見るとして、その3つはなんなのか。 あるいはアマゾンで買って調べようかーというときに上位にくるはなんなのか。 最初に出会う情報にはインパクトがあるのが一般論です。 「リテラシー」訓練がなければたいへんあやうい状況があります。 とりあえず中高生に教えている事項: 「情報が書

    調査力(能力というよりは体力と手間) - 感染症診療の原則
    kensetu
    kensetu 2012/04/12
    最低限の目安「情報が書かれた年月日」「筆者は誰か」「出典はあるか」「複数の見方や意見を検討する」
  • コンドームを軸にした人間カテゴリー - 感染症診療の原則

    No condom please, we are Chinise men. http://www.atimes.com/china/dd11ad01.html という記事のなかにありますが、中国ではコンドームを使うと「体に悪い」「精力減退」になるという迷信(田舎伝説)があるそうです。 ファーストコンタクト、何事も第一印象というのは重要ですので、人生のどの時点で「コンドーム」という音を聞き、どのようなメッセージ性をくみとり、そして信頼する・尊敬するオトナがそれをどう語っているかが重要なのであります。 青木編集長はお子さんに性教育をしたことはないそうですが、編集部は保育園じだいからせっせとしており、長男(15歳)がコンドームを知ったのは小学校に上がる前。ペニスのカバー(保護の道具)だよ、命を守るんだよと教えました。 人「ブカブカだと思う・・・」 母「ブカブカじゃなくなること使い方おしえてあげ

    コンドームを軸にした人間カテゴリー - 感染症診療の原則
    kensetu
    kensetu 2011/02/03
    学生に性教育するときのエピソード、男子学生編&女子学生編
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