嫌なことがあったりして、ちょっと気分が落ち込んでいる時があります。 ちょっとどころか、「自分なんて価値がない」「自分なんていらない人間だ」と思い込んでしまうこともあります。 そんなときに自己啓発書に書いてあるようなポジティブな成功者の格言を見ても、何も響きません。それどころか拒絶反応すら起きてしまいます。 こんな気分の時に読むと勇気が出てくるのは、「死にたい」「消えたい」という壮絶な過去のカミングアウト。そして、今どう向き合って生きているのかが書かれた本ではないかと思います。 今回紹介する本は「死にたいままで生きています」(咲セリ著、ポプラ社)という本。 「自分なんて誰にも必要とされていない」「自分なんて誰にも好かれていない」「自分はいらない人間だ」と思っている人におすすめできる本です。 ■「いらない人間」という自己否定に苦しめられた人生 正直、この本を読んだとき、他人事ではないと感じまし
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