ビジネスとITの摩訶不思議な世界を“創発号”に乗って旅する匠Style研究所。前回は自分改革について話しました。今回からは、心の領域を旅していきたいと思います。僕自身が歩んできた道を振り返りながら、一人の社会人としてどのように心を形成してきたかを紹介します。キャリアアップ、スキルアップを目指すエンジニアの方だけでなく、すべての業種の方々に、きっと参考になると思います。一緒に心の旅を楽しんでください。 最初に入ったIT企業は半年で退社 僕は27歳の頃に、経理担当者からIT企業に転職しました。当時に考えていたことは、手に職を持つことへの憧れです。すなわち、エンジニアに憧れてIT業界に入ったわけです。 ただ無謀にIT企業へ、知識ゼロの状態から飛び込んだのではありません。利用企業の一社員として経理システムを稼働させる中で、OS(基本ソフト)の知識を学び、言語を学び、初級の情報処理試験に合格したこと