GMOインターネット、GMOグローバルサイン、セゾン情報システムズの3社は2016年12月20日、「本人のみ受け取り可能な宅配ボックス」の実証実験を行ったと発表した。宅配ボックスの開閉の制御に、ブロックチェーンとIoT技術を活用する。再配達の負担や受け取りの負担を軽減するのが狙い。現時点では実サービス化の予定はない。 GMOインターネットが提供するPaaS型のブロックチェーンプラットフォーム「Z.com Cloud ブロックチェーン」を基盤にシステムを構築した。IoTデバイスとなる宅配ボックスはエスキュービズムが提供する「スマート宅配BOX」を使い、IoTデバイスのデータ連携ソフトとしてセゾン情報システムズが提供するシステム連携ソフト「HULFT IoT」を組み込んでいる。 実証実験は、2016年10月から11月にかけて実施。3台の宅配ボックスを用意し、宅配ボックスの設置環境として、二棟の