タグ

ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (194)

  • 無駄よし、不公平よし! カップヌードルがどこまでも強いワケ:日経ビジネスオンライン

    山口 義宏 インサイトフォース社長 1978年東京都生まれ。ソニー子会社にて戦略コンサルティング事業の事業部長、リンクアンドモチベーションにてブランドコンサルティングのデリバリー統括などを経て、2010年に「インサイトフォース」設立。 この著者の記事を見る

    無駄よし、不公平よし! カップヌードルがどこまでも強いワケ:日経ビジネスオンライン
  • アマゾンvs量販店 電子商取引を巡り「売り場」争いが苛烈に:日経ビジネスオンライン

    不振が続く欧米。成長の鈍化が顕著になってきた新興国。世界経済の牽引役が不在となる中、「尖閣問題」をきっかけとした中国との関係悪化で、日経済と企業の眼前にはさらなる暗雲が立ち込めている。果たしてリーマンショック以来の世界同時不況が再来するのか。視界不良の中、企業はどのような戦略を描けばいいのか。日経ビジネスが総力編集した「徹底予測2013」の中から一部の記事を抜粋して紹介する。 「電子書籍端末『Kindle(キンドル)』は日でいったいいつ出るのか」 こうした噂が途切れなく飛び交い、常にその動向が話題に上る。2012年の中盤から後半にかけ、メット・メディア関係者の間で、米アマゾン・ドット・コムの動向に注目が集まった。 ついにベールを脱いだのは10月24日。登場したのは米ロサンゼルスで9月6日に発表した電子書籍専用端末「Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)」、そして

    アマゾンvs量販店 電子商取引を巡り「売り場」争いが苛烈に:日経ビジネスオンライン
  • ぶつぶつ・あれこれ・だらだらの“B・A・D”ノイズを消せ!:日経ビジネスオンライン

    いわゆる“ガス抜き”に私は付き合わない。 「最低でも目標を達成させる」メソッドを確立し、営業部門向けコンサルティングで実績を上げ始めた数年前の話である。 営業コンサルティング先の営業担当者から「相談があります」と言われ、居酒屋で一杯やることにした。当時28歳の若い営業だった。営業の仕事にやりがいを感じられず、「やって当たり前」という上司の態度に辟易しているという。 真剣な表情で相談に来たので、当時の私は、ガス抜きしたほうがいいと思い、酒を飲みながら、彼の日ごろの憤を吐き出してもらおうとした。聞き役に回ることで、ストレス解消につながれば良いと思ったからだ。 しかし、飲み始めてすぐに私は困ってしまった。出るは出るは、勘違いフレーズのオンパレードである。テレビの見過ぎか。それとも歌謡曲の聴き過ぎか。 「自分は自分らしくありたい」 「無理にナンバーワンを目指さなくてもオンリーワンであればいい」

    ぶつぶつ・あれこれ・だらだらの“B・A・D”ノイズを消せ!:日経ビジネスオンライン
  • 誰がマーケッターを殺したか:日経ビジネスオンライン

    戦後の子ども商品のマーケティング調査会社として、業界の中では有名だった子ども調査研究所(渋谷・神宮前)が半世紀近い活動を停止した。所長の高山英男さんは、かつて出版編集者として横浜の教師だった阿部進(カバゴン)さんを発掘し「現代っ子」という言葉を普及させた。その後、子ども調査研究所を設立し、戦後の高度成長の中で、玩具や品やアパレルなど、子どもマーケットに特化したマーケティング会社として、現代っ子のライフスタイルを調査研究してきた。「リカちゃん人形」や「人生ゲーム」などは、その活動成果の一端である。 戦後日が生産力を向上し、斬新な新商品を続々と登場させたのは、単に勤勉な日人の無我夢中な労働生産性だけによるものではない。背景には、企業の商品企画室と外部のマーケティング調査会社や広告代理店との強力なコラボレーションがあった。消費者の量的なニーズを探るのも、消費者の質的なマインドを理解するのも

    誰がマーケッターを殺したか:日経ビジネスオンライン
    keny77
    keny77 2012/10/19
    マーケティング調査とは、素人の意見に頼るのではなく、商品開発者が消費者の生活シーンの中に入って、その何気のない会話や生活態度の中から、潜在ニーズやマインドを発見するという、問題発見型の手法である。
  • メーカーCRMサイト続々登場の舞台裏 日経デジタルマーケティング

    CRM(顧客関係管理)サイトを開設するメーカーが、最近増えていることにお気づきだろうか。よく知られた「CLUB Panasonic」や「コカ・コーラ パーク」ほど大規模な会員組織でなくとも、実利を手にできる。自社の製品、それ単体の良さだけで売れる時代は過ぎ去った。その良さに、顧客との関係性を重ね合わせることで、新たな価値が生まれ始めている。 最近の例では7月に味の素が「AJINOMOTO PARK」を開設し、サントリーホールディングスは6月に「サントリータウン」をスマートフォンに対応させて格オープン。4月には、資生堂が「watashi+(ワタシプラス)」を開設――。 これらに共通するのは、大手メーカーによるCRM(顧客関係管理)サイトであることだ。このサイトは、企業が様々なコンテンツやサービスを提供するメディア的な自社サイトを運営し、顧客を中心に会員を集めて、メールなどを通じてコミュニケ

    メーカーCRMサイト続々登場の舞台裏 日経デジタルマーケティング
    keny77
    keny77 2012/09/03
  • “独裁者”スティーブ・ジョブズの真実:日経ビジネスオンライン

    アップル創業者の1人であり昨年に亡くなった前CEO(最高経営責任者)、故・スティーブ・ジョブズ氏。同氏から厚い信頼を受けてアップルの広告キャンペーンを数多く手がけてきたのが、ケン・シーガル氏だ。同社が経営破綻寸前の危機的状況にあった1998年に発売し、復活に向けてのろしをあげたデスクトップパソコンの「iMac(アイマック)」の名付け親であり、「Think Different」のコピーで有名な同社のキャンペーンの仕掛け人としても知られる。 このほど、ジョブズ氏と仕事をした経験などをまとめた著書『Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学』(NHK出版、原題は“Insanely Simple”)を上梓。ジョブズ氏との仕事を通じて体得した、大企業病を克服するための「シンプル経営」について、これまで明らかにされてこなかったエピソードを織り込みながら紹介している。インタビューでは著書に

    “独裁者”スティーブ・ジョブズの真実:日経ビジネスオンライン
  • 「世界を変えたくないかい?」 ジョブズはどうやって変え続けたのか:日経ビジネスオンライン

    スティーブ・ジョブズが急逝した10月6日(現地時間5日)の夜、私は何件かのテレビ取材を受けた後、お茶の水のデジタルハリウッド大学で行われていた追悼記念イベントに向かった。スピーチを求められ、ひな壇に上がると、後ろのスクリーンにはジョブズの写真が大写しで表示されていた。 その時、自分が置かれた立場を見て、私が思い出していたのは奇しくもちょうど12年前の同じ日のスティーブ・ジョブズのことだった。 12年前との符合 1999年10月6日(現地時間5日)の朝、ジョブズはデ・アンザ大学のフリント講堂の壇上に立っていた。ここは1984年に初代Macintosh――ジョブズが当にやりたい通りにやり抜いて作った最初の製品――が発表された場所だ。 講演の開始直後、ジョブズの後ろのスクリーンに映っていたのは、ある日人の写真だった。製品発表直前の10月3日に急逝したソニーの創業者、盛田昭夫氏だ。脇には「Th

    「世界を変えたくないかい?」 ジョブズはどうやって変え続けたのか:日経ビジネスオンライン
  • 「40歳以上の日本人男性はいらない」 イオン人事担当者の本音とドジョウの進む道:日経ビジネスオンライン

    40代以上の日人男性社員はもういらないんですよ」 新幹線の車内で話を聞いたイオンの人事担当者ははっきりとこう言い切った。ここ最近の取材で聞いた言葉の中でも、強く印象に残ったものの1つだ。 日企業各社が外国人の採用を増やし、新興国を中心に海外シフトを強めているのは、日頃の取材や報道を通じて分かっていた。それでも、内需型産業の典型でもある流通業の人間から、しかも取材の中でこのような率直な言葉が出てきたことに驚いた。 全国に100以上の大型ショッピングセンターを作り、規模を拡大してきたイオンは昨年秋に発表した経営計画で戦略を大きく転換した。他の多くの企業と同様に、海外により多くの経営資源を投じて成長を目指す方針を打ち出したのだ。 これまでも同社は中国やマレーシアなどでスーパーやショッピングセンターを運営してきたが、経営の基盤はあくまでも国内にあった。岡田元也社長は米国への留学経験もあり、社

    「40歳以上の日本人男性はいらない」 イオン人事担当者の本音とドジョウの進む道:日経ビジネスオンライン
    keny77
    keny77 2011/09/13
  • なんとカルロス・ゴーン氏がマネジメントの極意をF氏に語る:日経ビジネスオンライン

    口上 遙かWEBの彼方では御座りまするが御免を蒙りまして、口上をもって申し上げ奉りまする。まずもってオフィスのPC仕事のフリをなさりながら当欄をご覧下さります、いずれの様に置かせられましては、益々ご健勝の体と拝察いたし、心よりお喜びを申し上げまする次第にござりまする。 私、フェルディナント・ヤマグチで御座いまする。 さて、2009年5月29日より始まりましたる当「走りながら考える」。 死ねのヤメロの日経に相応しくないのと轟々たる非難にも負けず、この度目出度く連載100回目を迎えることと相成りまして御座りまする。毎度のアクセスランキングでは常に1、2を争う好順位を頂戴し、かくも賑々しくご見物を賜りますことは、私はもとより日経BP座中一党いかばかりか、ありがたき幸せと厚く厚ぅく御礼を申し上げ奉りまする次第にて御座りまする。 この度第100回特別記念スーパーゴールデンスペシャルロイヤルプレミア

    なんとカルロス・ゴーン氏がマネジメントの極意をF氏に語る:日経ビジネスオンライン
    keny77
    keny77 2011/07/21
  • 「持ち家も、価値の維持・向上が問われる時代になる」:日経ビジネスオンライン

    しかし、高齢化社会を迎えて、多くの人が、若い時に新築で買った家に生涯住み続けるのは難しいと気付き始めています。家は“一生もの”ではなく、いずれ住み替えるものだという意識が生まれてきた。家を買うことがゴールではなくプロセスだとすれば、中古住宅が市場に流通する仕組みが必要です。買う人も、“出口”を考えて住宅を選ばなければならないでしょう。 また、ここ数年、政府は“200年住宅”を旗印に、住宅の長寿命化を目指しています。家を長持ちさせ、世代を超えて使えば、社会全体として住居費の負担が減り、廃棄物などの環境問題対策にもなるからです。家が200年持てば、その間に一度や二度は市場の洗礼を受けることになる。そのときにちゃんと買い手がつくかどうかが問われるでしょう。 ―― 「買い手がつく」住宅を選ぶためには、どんなことに注意するべきですか。 中城 まず、第一は立地ですね。これからは人口が減少して、都市のコ

    「持ち家も、価値の維持・向上が問われる時代になる」:日経ビジネスオンライン
  • アップルとアマゾンの一騎打ち? 米音楽ビジネスが新局面に 実感する「お金が回る仕組み」の威力:日経ビジネスオンライン

    このところ、アメリカではにわかに、「音楽」が旬である。 アマゾン、グーグル、アップルというビッグ3の「クラウド音楽サービス」が出そろったほか、ネットラジオの老舗であるパンドラが上場した。 これに続けと、ソニー・コンピュータエンタテインメントの音楽動画配信サービス「Qriocity(キュリオシティ)」や、英スポティファイ(Spotify)が提供するスウェーデン発のストリーミング型音楽配信サービスなど、新旧多くのサービスが入り乱れて「次」を目指し、ニュースをにぎわせている。 楽曲販売の長期低落傾向が世界的に続く中、アメリカ音楽業界はようやく「再建フェーズ」に入ったと言えるのだろうか。 「半分超」が見えてきたアメリカのデジタル音楽 アメリカ音楽業界団体である「アメリカレコード協会(RIAA)」によると、2010年の音楽販売総額は68億5000万ドル(約5480億円)。前年比11%減と、市場全

    アップルとアマゾンの一騎打ち? 米音楽ビジネスが新局面に 実感する「お金が回る仕組み」の威力:日経ビジネスオンライン
  • 放射能ストレスで前進する女と、立ち止まる男:日経ビジネスオンライン

    目に見えない恐怖への“不安”が、未知なる将来への “決断”へと変わり始めた。母親たちが、「我が子」を守るために、家も、仕事も捨てて、新たな生活へと動き始めたという。 「仕事を辞めて引っ越そうと言い出した。僕の実家の近くに引っ越して、そこで新しい仕事を見つけてほしいと言うんです。今からあの田舎に帰って何をするって言うのか。我が家は家庭崩壊寸前です」 以前、子供を持つ家庭、とりわけ母親の放射能に対する不安が大きいことはこのコラムでも取り上げた(関連記事:放射能という“目に見えない恐怖”がもたらすストレスの脅威)。この男性のも放射能に当初から大きな不安を抱いていたという。それは、夫の目から見れば、過剰に思えたそうだ。 東京電力の福島第1原子力発電所の事故以来、週末だけは夫の実家のある中国地方に子供と出かけ、思う存分に外で遊ばせてきた。しかし今、「このままここ(東京郊外)に住み続けるのは危険

    放射能ストレスで前進する女と、立ち止まる男:日経ビジネスオンライン
  • 部下に「与える」つもりで「求めた」失敗:日経ビジネスオンライン

    管理職の役割として「人材育成」は欠かせない。「人材育成」ができなければ長期継続的な目標達成はあり得ない。だから管理職は「人材育成」から逃げることはできない。 例えば、元トップ営業マンが課長になったとしよう。多くの新米課長は、「オレ流」を部下に押しつける。「オレの言う通りにやれ。そうすれば必ずトップ営業マンになれる」。しかし、部下は課長と「同じ」になれはしない。そして部下が挫折し、ついで新米課長も挫折する。 「課長失格」の烙印 「なぜ、オレの言う通りにできないんだ!」。しびれを切らした新米課長はトップ営業マンへ逆戻りする。プレーヤーとして自ら数字を積み上げ始めるのだ。このやり方は短期的には成果が上がるだろう。だから、新米営業課長はこう思う。「部下育成なんてまどろっこしい。自分でやった方が早い」と。 これは危険な兆候だ。この罠にはまると「人材育成なんて要らない」という課長になる。しかし、短期的

    部下に「与える」つもりで「求めた」失敗:日経ビジネスオンライン
  • 「ボランティア休暇」60%が希望:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン

    「ボランティア休暇」60%が希望:日経ビジネスオンライン
  • 社員の幸せを露骨に追求する会社 年功序列、終身雇用、低成長——伊那食品工業が問う「会社とは何か」:日経ビジネスオンライン

    「成長」にあえて背を向けている企業がある。この会社が重視しているのは従業員の幸せと企業の永続。そして、それを実現するために持続的な低成長を続けている。人事制度は終身雇用の年功賃金。地域社会への投資も惜しまない。それでいて、10%を超える高い利益率を維持している。 私たちの足元は経済危機に揺れている。強欲の虜になったグローバル資主義はバブルを膨らませ、金融危機を引き起こした。今の経済危機は強欲がもたらした1つの末路とも言える。であるならば、この会社の生き方は、危機後の資主義に、そして企業経営に、1つのヒントを与えるのではないだろうか。 48年という長きにわたって増収増益を続けた企業がある。社は長野県伊那市と、決して地の利に恵まれているわけではない。しかも、扱っているのは「寒天」という地味な成熟商品だ。にもかかわらず、1958年の創業以来、階段を上るように、一段一段、着実に成長してきた。

    社員の幸せを露骨に追求する会社 年功序列、終身雇用、低成長——伊那食品工業が問う「会社とは何か」:日経ビジネスオンライン
  • イカニモ車の卒業生が集う これでモテるのはズルくないですか? 第91回 MINIクロスオーバー【ユーザー編】:日経ビジネスオンライン

    みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。 いやあ、イイ感じに盛り上がっております。担当編集I氏が出された前回屋上会議室のお題目、「貰い事故を防ぐための工夫」。出題当日の午前中だけで、10件ものご投稿を頂きました。 みなさま事故回避のためにさまざまな工夫をしていらっしゃいます。実に興味深い。勉強になります。このような健全な形で会議室が盛り上がるのは大いに結構。どしどしご意見をお寄せくだされば幸甚です。 そうそう。屋上会議室は“ブレスト”の場ではなく“議論”の場です。ですから他の方が出された意見に対する批判や反論も大歓迎。揚げ足取りのようなケチや難癖をつけるのはいけませんが、建設的な意見の遣り取りであれば問題なし。ガンガン“激論”して頂きたいと存じます。 せっかくたくさんのアイデアを頂いたところに水をさすような話でナンなのですが、どうあっても回避しようのない“もらい事故”

    イカニモ車の卒業生が集う これでモテるのはズルくないですか? 第91回 MINIクロスオーバー【ユーザー編】:日経ビジネスオンライン
  • 福島原発に命がけの放水、あの隊長が激白:日経ビジネスオンライン

    4月10日に東京都知事選の4選を果たした石原慎太郎氏が、出馬表明後に最も感情的になった場面がある。福島第1原子力発電所で放水活動にあたった東京消防庁の活動報告会だ。「国運を左右する戦いに、生命を賭して頑張っていただいた」と涙ながらに消防隊員を労った。海外からも称賛の声が多く寄せられた。 注目すべきは、勇猛果敢な姿だけではない。消防隊は冷静に現場を分析し、着実に任務を全うしている。消防隊の特徴は、臨機応援に現場の危機に対応していくこと。現場に裁量がある分、その責任は重い。ハイパーレスキュー隊の高山幸夫総括隊長に、福島第1原発の放水活動の様子とともに、現場の危機マネジメントのあり方を聞いた。 (聞き手、構成は大西孝弘=日経済新聞証券部)

    福島原発に命がけの放水、あの隊長が激白:日経ビジネスオンライン
  • 「もう無理」と言い残して“逃げた”45歳の本音 現代を生き抜くために必要なアントノフスキーのSOC理論:日経ビジネスオンライン

    「もう、無理」――。 そう言って逃げ出したくなるほど追い詰められることは誰にでもある。だが、“普通”は、逃げ出したくても逃げ出さず、何とか耐える。 だって、逃げればその仕事を誰かが代わってやることになるし、周りに迷惑をかけることになる。それ以上に、逃げた後、のことを考えたら、そうそう逃げることはできない、からだ。 ところが、“彼”は、逃げ出した。すべてを放り出して……。 「もう、僕には無理です」と言い残して、家に帰ってしまったのである。 締め切り直前に自ら逃げ出した業界誌記者 これまでインタビューさせていただいた中で、幾度となく、「いつも通りに会社に行こうと思ったのに、行けなくなってしまった」経験を持つ方に出会ったことはあった。 ・朝、家を出ようとしたら、原因不明の吐き気に襲われ、それ以来、出社できなくなった ・いつも通りに通勤電車に乗っていたが、突然、息苦しくなって行けなくなった ・会社

    「もう無理」と言い残して“逃げた”45歳の本音 現代を生き抜くために必要なアントノフスキーのSOC理論:日経ビジネスオンライン
  • 「発想の転換なんかあり得ない」 本質を考えれば答えは見えてくる:日経ビジネスオンライン

    みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。 今回はいよいよ日産自動車の「GT-R」開発責任者、水野和敏氏のロングインタビューの最終回です。 眠い目を擦りながら、さて執筆にとりかかるべい、とテープ起こしされた原稿を見ると、例によって“どこを削りどこを載せるのか”に関して、おおいに悩まされるインタビューであります。まずは徹底的に長い。送られて来たWORDの文字数は5万を軽く上回ります。これは400字詰めの原稿用紙(段落代え、改行を一切無視しても)125枚にあたり、これだけでも1冊が書けてしまうほどの莫大な量。いえ、昨今流行の「文字の大きな」の体裁にして、写真やグラフ等をバンバンとブチ込めば、上下2巻の大作に仕立て上げることも可能なほどのボリュームです。 そして、また例によって“書けないことが多い”。お話中に「あ、ここは書かないでね、マジでヤバいから」と水野御大が自ら仰る

    「発想の転換なんかあり得ない」 本質を考えれば答えは見えてくる:日経ビジネスオンライン
  • 希望喪失の時代に必要なのは、「開国」よりも「開心」元年:日経ビジネスオンライン

    2011年は、「開国元年」なんだそうだ。 菅直人首相の年頭の記者会見によれば、近代化の道を歩み始めた「明治の開国」、国際社会への復帰を始めた「戦後の開国」に続く、「3番目の開国」を今年は目指すことになるらしい。 開国元年──。スケールの大きなフレーズだ。 だが、その後のスピーチが何とも小さかった。 「国会の質問はせめて24時間前に出してほしい」などと、「開国元年」と口火を切った割にはずいぶんと小さなことをおっしゃる。妙にがっかりした気分になった。記者団の質問もいまひとつだった。 いや、正月早々に「小さい」とは失礼。申し訳ない。小さかろうと、きっと大切なことなのかもしれないし、冒頭の言葉がやけに大きかっただけに、単にそう感じただけかもしれないわけで。 とは言いつつも、何というか、「開国元年」という言葉に魂が感じられない。正直に言って残念な記者会見だった。いや、これ以上はコメントをしても不毛な

    希望喪失の時代に必要なのは、「開国」よりも「開心」元年:日経ビジネスオンライン