Kevin Turner氏は、Wal-Martでレジのキャッシャーとして働き始め、キャリアを積んできた。 そして約1年前、最高業務責任者(COO)としてMicrosoftに入社した。その前の約20年間、彼は、小売り大手のWal-Mart Storesに勤務していた。パートタイムのキャッシャーからスタートして昇格を重ね、同社の「Sam's Club」部門のCEOに就任した。 Turner氏は大学卒業後、Wal-Martの創始者であるSam WaltonからIT関連に進んではどうかというアドバイスを受け、その道に進む。自分のことを「平均的なプログラマー」だったというTurner氏は、Wal-Mart時代に、「スティーブという名前の人物」を空港で出迎えアーカンサス州ベントンビルにあるWal-Martの本社まで送ったことが忘れられない。それが、後にMicrosoftの最高経営責任者(CEO)となる