MicrosoftはZuneデバイスに機能を詰め込むことなく、幾つかの中核機能を効果的に発揮させることに重点を置き、携帯プレーヤー分野で強力な地位の確立を目指そうとしている。Zuneはまだ拡張の余地を残している。 Microsoftは最初のZuneデバイスをあえてシンプルなものにしている。しかし、同プレーヤーに盛り込まれている技術や、同社が提供しているほかの消費者向け製品の幅広さから見て、Zuneを拡張する余地は豊富にある。 既に同社は、より安価な(おそらく、より小型の)フラッシュメモリベースのZuneプレーヤーを開発し、AppleのiPod nanoやshuffleの追撃を図ることを認めている。今後、このほかにも次のような展開が考えられる。 無線利用のメリットとデメリット 最初のZuneデバイスでは、802.11gトランシーバはZune間の転送にしか利用できない。だが将来、この無線機能を
![iPod追撃のシナリオ、Zuneはシェア2位でも成功か](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)