ニコニコのボカロ文化が花開き始めた2008年。当時のボカロシーンを代表する「supercell」「livetune」という2つのユニットの絵師として活躍していたのがredjuiceさんである。supercellで「ワールドイズマイン」のイメージイラスト、livetuneでメジャーデビュー作「Re:package」のジャケットイラストを手がけたredjuiceさんは、その後TVアニメ『ギルティクラウン』や伊藤計劃『虐殺器官」のキャラクター原案といった大仕事を務めることになる。 ニコニコでは、初音ミク誕生10周年を迎えるにあたり、ボカロ曲の歴史を彩ってきた絵師の方々へのインタビューを敢行。前回の三輪士郎さん(supercellで「恋は戦争」「初めての恋が終わるとき」のイラストを担当)に続いて、今回はredjuiceさんにまだサラリーマンとして働いていた当時の制作秘話や、その後、専業イラストレー