国内最多のスクリーン数を誇るイオンシネマ(93劇場、796スクリーン)を運営するイオンエンターテイメント。大手シネコンチェーンとして大作映画をスクリーンにかける一方で、日本では認知度が低い作品を定期的に上映していることが、映画ファンの間で話題になっている。トム・ハンクスが出演した「幸せへのまわり道」やエリザベス・モス主演の「ハースメル」、「スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」などは同社の配給作品だ。 イオンシネマでの上映作品は、どのような方針で決められているのか? その答えを得るため、イオンエンターテイメントのコンテンツ編成部部長である小川進氏にインタビューを実施。2018年に配給業務をスタートさせた経緯、Netflix作品「ROMA/ローマ」上映の背景も教えてくれた。 なお2ページ目の最後にはイオンエンターテイメント配給作品のリストを掲載している。 取材・文 / 村山章