携帯電話端末は、電波を使って基地局と交信をする。その電波の周波数帯(Band)は総務省が携帯電話事業者(キャリア)に割り当てている。 キャリアが販売する携帯電話電話端末は、自社で使っているBandに最適化されていることが一般的だ。ところが、他社で使っているBandに“意図的に”対応しないことで顧客間接的に顧客流出を防いでいるのではないかという声が一部で上がっている。 そんな声を受けてか、総務省では「競争ルールの検証に関するワーキンググループ(WG)」の重要テーマの1つに「携帯電話端末における対応Band」を取り上げることになった。 →携帯電話の「対応バンド」が新たな“縛り”に? 総務省の会合で議論へ →海外では携帯電話やスマホの「バンド縛り」はある? 総務省が調査 4月11日に行われた競争ルールの検証に関するWGの第28回会合では、端末の“発売元”となることが多いキャリア4社(NTTドコモ
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