アメリカのとある動物保護施設に、それはそれは仲の良いわんことぬいぐるみのペアがいた。 その保護犬の名はハンクといい、彼が愛してやまないカバのぬいぐるみはファジーという。いつでもどこでも一緒、ファジーを常に連れ歩くハングの姿は評判となり、ネットで話題となっていた。 だが、ある日の朝、誰もが予想だにしなかった事件が起こってしまう。 ファジーがボロボロに引き裂かれた姿で発見されたのだ。しかも、その犯人として真っ先に疑われたのは、常に一緒だったハンクである。 果たしてハンクが犯人なのだろうか?食べちゃいたいほどかわいくなっちゃったのだろうか?ついにその真相が明らかとなる。 施設に入る前からずっ友だったハンクとファジー ハンクは、カバのぬいぐるみのファジーとともに米ウィスコンシン州にあるフォックスバレー動物愛護協会に保護された4歳のラブラドールレトリバーだ。 彼は長年の付き合いであるファジーといつも