米国テキサス州ヒューストンにあるアマゾンのフルフィルメント配送センターで、複数のEV(電気自動車)配送用バンが炎上するという事件が起きた。 2024年7月1日(現地時間)にドローンが上空から撮影した映像では、駐車場に止められたバンが激しく燃え上がり、もうもうと黒煙が上がる様子が映し出されている。 幸いなことに怪我人はいなかったが、この火災で少なくとも3台のバンが深刻な被害を受け、うち2台は完全に焼け落ち、金属の骨組みしか残らなかったという。
新種発見のニュースは心躍らされるものだが、今回発見されたのは100種を超える深海の海洋生物だ。 南米チリからイースター島まで横たわる海底山脈で見つかったという。 珍しい深海の生物たちは、サンゴ・ガラス海綿・ウニ・端脚類・ロブスターなどバラエティ豊かだ。また、新種ではないが、ユニークで奇妙な魚やイカなどとの出会いもたくさんあった。 海は地球の表面積の約70%を占めるが、ほとんどが探査されていない。海洋生物はまだほんの一部しか発見されておらず、今後も新たな発見が続々とありそうだ。 Seamounts of the Southeast Pacific | 4K ROV Highlights 深海の海底火山で100種を超える新種の生物を発見 今回発見された、新顔の生物たちは、チリ沖からイースター島まで続く全長2900kmの海底山脈「ナスカ海嶺」と「サラス・イ・ゴメス海嶺」にそってそびえ立つ海底の山
英国オックスフォード大学を始めする探検チームによって、絶滅したと思われていた珍獣が60年ぶりに目撃されたそうだ。 その珍獣の名を「アッテンボロー・ミユビハリモグラ(Zaglossus attenboroughi)」という。「ハリネズミの棘、アリクイの鼻、モグラの足」を特徴とし、卵を産む世にも珍しい哺乳類だ。 インドネシアに生息するこのハリモグラが最後に目撃されたのは、1960年代のこと。 それ以来絶滅したと考えられていたが、地面に開けられた穴やその姿など、各地で彼らの痕跡が見つかっており、じつはまだ生きているのではないかと疑われていた。 今回、山の中に仕掛けられたカメラによって、その珍しい姿がとらえられ、本当に彼らがまだ生きていることが確認された。
アメリカで、建物の中から数匹の子猫を抱えた野良猫が発見された。発見者は、猫たちが必要な助けを得られるよう、地元の動物保護団体に連絡した。 子猫たちを守りながら寄り添っていた野良猫は、当初母親と思われていたが、実はオス猫で子猫たちとは血縁関係がないことがわかり、スタッフらは驚いた。 偶然近くにいたオス猫は、母猫がいない子猫たちに食べ物を分け与え、守るように一緒に過ごしていたようだ。 野良のオス猫と4匹の子猫たちが寄り添っていたところを発見、保護 ニュージャージー州ベルマーで、今から4か月ほど前に、野良猫と4匹の子猫たちが寄り添っていたところを発見された。 猫たちは、何らかの方法で建物に侵入し、しばらくそこで暮らしていたようだが、これまで誰にも発見されなかったようだ。 親切な発見者は、猫たちを保護してもらえるように地元の動物保護団体「Community Cat Club(コミュニティ・キャット
実験室で作られる培養肉は着実に進歩を遂げているが、その一方で価格の高さがネックとされている。 これを解決するために英国の新興企業「Moolec(ムーレック)」社が考案した戦略は、安価な大豆を利用するというものだ。 もちろん普通の大豆ではない。分子農業技術で、大豆にはブタの遺伝子が組み込まれており、植物であるというのにブタのタンパク質が豊富に含まれているのだ。
誰の人生も1度きりで、今日という日は永遠に戻ってはこない。だからこそ、今を楽しく生きることが大切だ。人は一人では生きていけない。楽しく生きるためには人への思いやりが必要だ。 今やSNSでは、人生を豊かにするためのライフハックが溢れている。ライフハックの王者と呼ばれるSNSユーザーは、2010年から運営されているRedditのサブフォーラム『Life Pro Tips(ライフプロの秘訣)』から収集した、最も優れたライフハック術をTwitterでシェアした。 人生を快適に、毎日をより豊かにするための秘訣は、どれもシンプルで実用的なものばかりだ。自分にとって有意義だと思うものだけ実戦してみればいい。
まるでSFの世界の話のようだが、ヨーロッパの研究グループが、時間を逆転させて、過去の状態に戻す方法を考案したそうだ。しかも実験で実証することにも成功したという。 理論上は可能だったとしても、その方法で実際に人間を若返らせることは難しい。 それでも量子の世界なら、彼らが考案した「巻き戻しプロトコル」を利用することで、まるで映画を巻き戻すかのように、粒子を過去に戻すことができる。 ただ時間を逆行させるだけでなく、物理系の時間を奪うことで時間を早めることすらできるというが、一体どんな方法ならばそんなことが可能になるのだろうか? 録画映像を巻き戻すかのように時間が逆行 この驚くべき理論と実験結果は、オーストリア科学アカデミーとウィーン大学の研究チームによる一連の研究(『Physical Review X』『Quantum』『Arxiv』『Physical Review Letters』『Optic
あらゆる分野に精通し、比類なき万能の天才として知られている「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が没して5世紀が過ぎたが、いまだ彼の残した偉業は完全には解明されていない。 新たな研究で、ダ・ヴィンチは、ニュートンよりも100年以上前に、重力の存在に気が付いていたことが、彼の残したスケッチから明らかになったという。 ダ・ヴィンチが残した重力の認識を示すスケッチ アイザック・ニュートン(1643年1月4日 – 1727年3月31日)は17世紀後半に、木から落ちるリンゴを目にして、重力の概念をひらめいたとされている。 だが、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年4月15日 – 1519年5月2日)は、その100年以上前から、重力について理解していたようだ。 『Leonardo』(2023年2月1日付)に掲載された研究では、「アランデル手稿」というダ・ヴィンチのノートに描かれた三角形を分析している。 それによ
マクドナルドは世界中にフランチャイズ店を展開しているが、「世界最悪のマクドナルド」と呼ばれてきた店舗が、カナダの首都オタワにある。 観光地の中心にあり、深夜に混雑するこの店舗は、北斗の拳の「世はまさに世紀末」な様相を呈しており、酔っ払い客の乱闘が絶えず、警察の出動件数が半端ないのだ。 そしてついに2023年春、40年の営業に幕を閉じ、閉店することが発表された。 One of Canada’s most notoriously chaotic McDonald’s is closing permanently | Raccoon fight video 乱闘が絶えない「世界最悪のマクドナルド」 カナダ・オタワの観光地区の中心地リドー通りにあるマクドナルドは、「世界最悪のマクドナルド」として知られている。 24時間営業のこの店は、1985年にリドー通りに開店して以来、バーやレストランで飲んだ後
アメリカで、鉄道作業員の男性は、アライグマが線路のレールにまたがった状態で動けなくなっているのを発見した。 この日の気温はマイナス12度。アライグマの生暖かいふぐりが、一気に瞬間冷凍されレールに張り付いてしまったようだ。 作業員は新たに「レールとふぐりを切り離すという」繊細な作業が発生したものの、無事アライグマを救出することに成功した。 アライグマのふぐりが線路のレールにひっついて離れない事案 アメリカ、ジョージア州コクランで、マイナス12度の極寒いの中、鉄道作業員のニール・マリスさん(35歳)は、線路のレールにまたがった状態で動けなくなっているアライグマを発見した。 近づいて良くみたところ、アライグマのふぐりが冷たいレールにピタリとはりついて取れなくなってしまっていたのだ。 この画像を大きなサイズで見る ぬるま湯とショベルを使ってふぐりを引きはがす作戦に ニールさんと同僚たちは、シャベル
『Journal of Geophysical Research』(2022年12月19日付)で発表された研究によると、火星のクレーターには宝石「オパール」の原石が大量に存在しているという。 これは科学的にも重要なことだ。というのも、オパールはその辺りに豊富な水が存在するというサインだからだ。 それは火星の地下が地表よりもずっと生命に優しい環境である可能性を示唆するとともに、将来的なミッションで水源としても期待することができる。 火星のクレーターの亀裂にある明るい岩石の謎 NASAの探査機「キュリオシティ」 は、過去10年にわたり火星のゲール・クレーター内の調査を進め、赤い惑星の様子を映像におさめてきた。 そうした映像には不思議なものが映っていることもある。例えば、クレーター内を地平線の向こうまで走る亀裂の周囲になぜか明るい色の岩石があるのだ。 この明るい色の岩石は「フラクチャー・ヘイロー
モンゴルの荒野には、装飾の施された何百という古代の石柱「鹿石」が点在していて、砂に刺さったマッチ棒ように地面から突き出ている。 何千年にもわたってずっと存在しているこれらの巨石群は、いったい誰が、何のために作ったのか、いまだに謎なままだ。 とはいえ、考古学者たちは、いくつかの興味深い説を提示している。 様々なモチーフが描かれた謎の巨石群「鹿石」 これら巨石は、「鹿石」として知られていて、モンゴルやシベリア一帯で1000個以上が見つかっている。 形や大きさはさまざまだが、多くは人間の身長より高く、高さ4.5メートルになるものもある。 石の表面には、精巧な彫刻が施されていて、人面、模様、武器、動物などのモチーフがよく見られる。 もっとも多いのは鹿(トナカイ)であることから、これらの石が鹿石と呼ばれる所以だ。 空を飛ぶトナカイが描かれたものもあり、まるでサンタがトナカイにソリを引かせている場面の
新たな遺伝子の研究によると、ネコの家畜化の歴史は、約1万年前に起きた私たちの古代メソポタミア人々のライフスタイルの変化がきっかけで始まったそうだ。 ヨーロッパ、アジア、アフリカの1000匹以上のネコから200の遺伝子マーカーを分析した今回の研究では、猫が最初に家畜化された場所は、チグリス川とユーフラテス川沿いに広がる「肥沃な三日月地帯」だったろうことがわかっている。 この時期、人間は定住し、狩猟採取生活から農業を営むというライフスタイルの変化により、最初のイエネコが登場することになったという。 農作物を守るため、ネコの家畜化が始まった可能性 完新世に入ると、人類は放浪して狩猟採集をおこなう生活から一転、定住して農業をおこなうようになった。 せっかくの農作物は、ネズミなどの招かれざる客を人間の集落に引き寄せる結果にもなった。だが悪いことばかりではなかった。そうしたネズミなどに釣られて、また別
中年になってぽっこりと膨らんだお腹を見て、「いやー、もう歳だから。代謝が落ちちゃってさ~」という言い訳はできなくなるかもしれない。 代謝は、生物体がエネルギーなどを外部から取り込み、体内で化学的に変化させ、不用なものを消費する反応のことだが、年を取ると代謝が落ち、肥満や便秘の原因になると言われていた。 だが『Science』(21年8月13日付)に掲載された最新の研究によると、20歳から60歳まで人体の代謝率はほとんど変わらないと報告しているのだ。 若い頃はスリムでも、年齢を重ねると太るというのは代謝のせいではなさそうだ。 代謝には普段の生活エネルギーも含まれている この研究を行ったアメリカ、デューク大学のハーマン・ポンツァー氏は、「人は太った原因を代謝の低下のせいにしがちですが、それは違うようです。人口レベルの広い視点から見れば、代謝は成人してからも安定しています」とコメントする。 これ
情報化社会といわれる現代、ネットは目からウロコの発明など今までにないアイデアであふれているが、私たちの身近なものにもいろんな工夫が凝らされている。 中には外側からじゃわからなかったり、浸透しすぎて気づかれないもの、当初の目的を果たせなくなったものもあったりするが、ちゃんとした理由や目的を知っておいても損はない。そんな工夫が海外サイトで話題になっている。 ささいなものからすごいものまでいわれてみるとそうかと思う日用品の工夫をみてみよう。 身近すぎて気づかない?日用品の工夫あれこれ 1. スウェットシャツのV字部分 この画像を大きなサイズで見るimage credit:Depositphotos 襟ぐりに三角形の別布があるデザイン。当初このV字部分は主に2つの役目があった。 1つは型崩れ防止で、脱ぎ着するたびに延びていく襟ぐり部分の形を保つため。もう1つは汗止め。運動など体を動かした時に首周り
戦争は時代とともに変化する。大軍を率いて数で勝負するような戦いはもはや過去のものだ。現代の戦いで国家が相手にするのは、目的も素性もよく分からない非国家主体のテロリストたちである場合も多い。 こうした非対称戦に対応するために、国家は従来の大量徴兵による大規模軍事組織から、小回りがきく小規模の特殊部隊に移行しつつある。 ここで紹介するのは、精鋭中の精鋭として世界中で困難な作戦を成功させてきた世界各国の最強特殊部隊だ。 10. アルファ部隊(ロシア) Russian Spetsnaz FSB Alpha Group (2019) #1 高度に訓練されたロシアの対テロ組織。11名のアスリートがテロリストに殺害された1972年のミュンヘン・オリンピック事件を受け、その2年後に組織されたKGBの部隊が起源である。 以来さまざまな戦場に参加し、特に人質がらみの事件で、非情なまでの実行力を示してきた。ソ連
アメリカの都市部では人間の食べ残しが豊富にあるためにネズミが増えすぎて問題となっている。 イリノイ州にある米国最大の都市のひとつ、シカゴでもねずみ算式に増えるネズミに頭を抱えており、ネズミの蔓延を防ぐためあるプログラムを導入した。 昔からネズミの天敵と言えば猫だ。2012年から導入されているこのプログラムは一旦保護して去勢・避妊手術をした野良猫を地域猫として市内に放つというもの。 これまで1000匹以上の猫がネズミ退治の役目を背負ってパトロールに奮闘中だという。 Meet the cats fighting Chicago’s rat problem 地域猫によるネズミ退治を実施するシカゴの動物保護施設 イリノイ州シカゴの動物保護施設『Tree House Humane Society』は、2012年から「Cats at Work」と呼ばれるネズミ退治プログラムを実施しており、これまで10
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