ロシア・東シベリアのバイカル湖(2000年12月11日撮影、資料写真)。(c)ALEXANDER NEMENOV / AFP 【6月11日 AFP】ロシアの矯正当局は10日、極東シベリア(Siberia)地方にあるバイカル・アムール鉄道(バム鉄道、BAM)の新区間の建設工事に、受刑者を派遣すると発表した。バム鉄道の一部区間は旧ソ連時代、グラグ(Gulag)と呼ばれる強制労働収容所の囚人によって建設された。 労働力が不足する中、ロシア政府当局は大規模な建設事業に刑務作業を利用する計画を議論してきたが、強制労働収容所を復活させるつもりはないと強調している。 バム鉄道は、東シベリアのバイカル湖(Lake Baikal)から極東の日本海(Sea of Japan)まで4000キロ超を結ぶ。 1930年代に構想されたバム鉄道は、規模、コスト共に旧ソ連最大級の事業で建設され、独裁者ヨシフ・スターリン(
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