夜間外出禁止令が出されたバングラデシュの首都ダッカで警備を行う兵士(2024年7月20日撮影)。(c)Munir UZ ZAMAN / AFP 【7月20日 AFP】バングラデシュ政府は20日、学生のデモ隊と警官隊が衝突し、新たに死傷者が出た事態を受け、午前0時に夜間外出禁止令を出し、首相府は国内全土に軍を配備した。シェイク・ハシナ・ワゼド(Sheikh Hasina Wajed)首相は21日からの外遊を中止した。 同国の民放テレビ局、チャンネル24によれば、夜間外出禁止令は少なくとも21日午前10時まで継続される。 警察の担当者はAFPに対し、首都ダッカでは19日に「数十万人」が警官隊と衝突し、警官2人が撲殺されたと明らかにした。「少なくとも150人の警官が入院し、さらに150人が応急処置を受けた」という。また、多数の交番や多くの政府庁舎もデモ隊に放火されたり、破壊されたりしたとしている
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