子猫はかわいい。とてもかわいい。通常は母猫の庇護下にいるのだが、中には育児放棄や死別などで母親を失い死の淵にある子猫も多い。乳離れ前に母親に見捨てられた子猫の生存率はとても低いという。 そこで、ある動物保護施設は人間の介護施設と協力して、ぼっちとなった子猫たちを救うべく、こんなプロジェクトを発足させた。 アリゾナ州にあるピマ・アニマル・ケアセンター(PACC)では、養護老人ホーム、カタリーナ・スプリングス・メモリーケアの老人たちに子猫を託したのだ。 高齢者たちに子猫の世話を託すという試み 高齢者たちだって生きがいが欲しい。何かを慈しみ、育てるという行為は何物にも代えられなくらい尊く、生き甲斐が生まれる。 子猫にも、高齢者にとってもWin-Winとなるであろうこの試みは、今年10月に開始された。2匹の子猫、ピーチーズとタートルが、カタリーナ・スプリングスに連れて来られて始動したのだ。 この画